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立地条件


突然ですが、住む場所や仕事場所を決めるときに、立地条件ってとても大事ですよね。



我らがSerendib Tearoomも立地の面ではとにかく、

見つけにくい、

車で行きにくい、

駅から徒歩だとちょっと遠い、

などなど決して恵まれてはいません。。。


でも、そのぶんスクンヴィット、アソークエリアにありながら、

奥まった場所で静かな空間をゆっくり楽しんでもらえるお店づくりができたと自負していますし、

天井が高い吹き抜けの構造や中二階があるところや、大きな菩提樹の木も、とても気に入っています。


さて、なぜ急に立地条件の話かと言いますと、うちの近所のスーパーについてなんです。


めちゃくちゃローカルねたですみません(´Д;)ヾ 



私たち夫婦の住むアパートは、築年数でアラフォーの私よりもちょっぴり年上で年季が入っていますが、大通りを挟んで向かいには、4年前にできたばかりの大型ショッピングモールがあって、なかなかの好立地です。


そして、私たちの家がある大通りと垂直に交わる別の大通りがあって、それぞれの角にはそのショッピングモール、市役所、そしてトラム駅があります。

そんな賑わった交差点のもうひとつの角に、大型ショッピングモールや市役所と肩を並べて堂々と建っているのが、そのスーパーマーケットです。



ショッピングモールの地下にも大型スーパーが入っていますから、あえてこの場所に出店するということは競争に負けない自信のあるスーパーなのか、なにか特別のこだわりの品揃えでもあるのか。



いえ、何も無いんです。




どうやら、たまたまそこに建っていただけだそうです。


夫に聞いたところ、物心ついた時からこの場所にあったから、25年前には確実にここにあったと思う、という話でした。



え、でもでも、同じ場所でそんなに長く商売を続けられるということは、地域の人に愛される何かがあるのでしょう?




いいえ、何も無いんです!


はっきりいって、立地だけです。

ごく平凡なスーパーと言いたいところですが、それもちょっと違うのです。

私と夫のあいだでは「なにかがおかしいスーパー」で通っているこのお店のおかしいところをいくつかあげてみますと、




とにかく間取りがおかしい。

トルコのスーパーはほぼどこでも同じなのですが、ドアが二つあって、一つが入口、一つが出口になっています。

そして、このスーパー、入口がぱっと見てわかりにくいくらい小さいのです。


それに対して、店の正面のど真ん中に両開きで大きな出口。


なんということでしょうか!

客商売において、お客様が入ってくる入口が小さく、お客様が出て行く出口がでかい。

こんなの、風水師が見たら卒倒しそうな間取りですね。

しかも狭い入口をはいると、しばらくは大人ひとりしか通れない通路が続くのですが、この通路の両はしにも商品がびっしりと並んでおります。


その商品というのが、こういった小さい近所のスーパーに地元住民が買いに来る頻度が一番高いであろう、パンとドリンクです。

入って右側にドリンクの冷蔵庫、左側にパンの棚です。


もう一度言いますが、おとな一人しか通れない通路の両脇にです。


ということは、パンを選んでいる時に人が入ってくると一度角まで行って人を通してから戻らないといけない。誰かが通るときはドリンクの冷蔵庫は開けられない。


お客さん同士が譲り合いの精神をめちゃくちゃ試される、そんな間取りになっています。




間取りの他には、生鮮食品の鮮度が低い

これはスーパーマーケットにおいて致命的です。

こんなに人通りの多い場所にある、小さめのスーパーなのに、です。

野菜もお肉もなぜかどれも鮮度がイマイチ。


仕入れを調節とかすればいいのに、この様子だと廃棄するほうが多いのでは。。。と心配になるくらいなんですが、そこは好立地の余裕なんでしょうか、これで成り立っているようです。




そして、BGMがおかしい。


ある時はお経のように何かの詩でも読み上げているような音楽が延々と響き渡っているかと思えば、ある時はLilWayne などのちょっと乱暴な感じのヒップホップがかかっていたり、とチョイスがランダムすぎる。


トルコ歌謡曲においては旦那曰く「それがかかっている店内で買い物をするのが恥ずかしく感じるレベル」の選曲なんだそうです。


どんなレベルだよ!と思っていたら、後日、私自身それを体験することになりました。。。




なんと、ある日いつものようにそのスーパーに行くと、耳に入ってくる音楽に妙な親近感を覚え、あれ?と耳をすますと、なんと!日本語だったんです。


え、なんで日本の曲が??


え、し、しかもこの曲。。。?!



まさかの、もう20年以上前に日本で放映されていたアニメ版「幽遊白書」のオープニングテーマ曲でした。。。


まさにこれ、万が一この店内にほかに日本人がいた場合、なんかお互いちょっと照れてしまいそうな曲。


懐かしいより、恥ずかしいが勝ってしまう、そんな選曲でした。



この店の完璧なまでのダメっぽさは、もはや計算されているのでは?という疑念すら湧いてきました。


。。。と、色々書いてきましたが、何が恐ろしいってそのスーパーにほぼ毎日通っている自分がいることですね。

そして、そんなスーパーをちょっと好きになりかけている自分。。。!012.gif



向かいのショッピングモールのスーパーまでは大通りを超えなきゃ行けないし、それから地下へ降りて広い売り場から商品探してレジで並んで。。。


それを考えると歩いて3分のこの怪しいスーパーはやっぱり便利なんです。

入口狭く出口が広いためかお客さんも少なく、レジで並ぶこともないし。


しかも、夫の会社で支給される食費手当のカード(加盟登録店のみで現金と同じように使えるカード)が使える数少ない登録店なんです。



この立地じゃなかったら絶対潰れてるだろうな、この店。。。 といつも思うんですが、それだけ立地条件って大事なんだなーと、同じようにお店をやっている人間としてはひしひしと感じるのでした。



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by araty2013 | 2016-01-27 19:30 | トルコ生活

アンカラ番外編

さて、前回の最後に書いた事件とは。。。?!

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この地下鉄駅の写真を撮ったあと、ちょうどこの写真に写っている青年のように、駅のエスカレーターの横に私たちも腰掛けて少し休憩していました。

すると、下りエスカレーターに乗っている若者グループ(男女5,6人のグループ)の男の子が、


「おい、なんだよ、やんのかてめぇ!かかってこいや!!」

 (みたいな事をトルコ語で言っているはず。。。)

と、すごい剣幕で地上に居る人に怒鳴っています。


なんだ、若者の喧嘩が始まったか?と思いきや、地上の相手は50歳くらいのおじさん。


エスカレーターを逆走しておじさんに喧嘩を挑んでいる格好の男の子(まだ15,6歳?)の袖を必死につかんで、

「もう、いいじゃん、やめなよ!!早く行こうよ!!」

と叫ぶ同い年くらいの女の子。


さっきの写真の男の子が座っている場所あたりから身を乗り出しながら、今にもエスカレーターの側に落っこちそうな勢いで

「こら、逃げるな!!戻ってこい!!」

と怒鳴るおじさんと、その腕を必死に抑えて

「もう、あんた危ないよ、やめとくれよ。。。!」とすがる奥さんらしき女性。

若者の無礼な態度に見かねたほかのおじさんも参戦し

「こら、なんだその態度は!おまえ達、いい加減にしろ!」






あ、セリフはほとんど私の想像でお送りしております。。。012.gif





すると、今度はその若者の友達らしいのがまた逆走してきて、

「おい、なんだよお前らこそ、やんのか?あぁ?!」



これは許さん!!となったおじさんのひとりが手に持っていたお水のペットボトルを投げつけ、それが見事に調子に乗ってしゃしゃり出てきた二人目の少年の顔に命中。



その一撃でおじさんチームもある程度気が済んだのと、少年連中も大事になってきてひるんだのか、なんとなーく喧嘩は収まりました。




事の発端はどうやら、おじさん夫婦の奥さんはあまり足腰が丈夫でないようで(トルコの中年以上の女性には非常に多い、肥満のために足腰が弱って歩くのが困難になる)、旦那さんが腕を組んで支えて一緒に歩いていたんですね。


そこにはしゃぎながら通り過ぎた若者グループの一人がぶつかりでもして、奥さんがよろけたか転んだかしたのでしょう。

でも若者はそれに気づかずに通り過ぎて行き、おじさんが怒って追っかけた、ということでした。


若者グループがはしゃいでおばさんにぶつかってしまって、さらに気づかずに謝りもしないで行ってしまったことは、残念なことですが、やれやれ。。。最近の若者はけしからん!と怒りながら泣き寝入りしないのがトルコのお父ちゃん。

こら、待たんかい!と追いかけたんですね。


ここからが問題です。

「うるせぇな、わざとじゃねぇんだよ!」という感じで悪びれもせずに行ってしまおうとした少年たち。


そして上記のように少年vsおじちゃんたちの喧嘩はエスカレートして、なんとなくおじちゃんたち優位な感じで終わったわけですが、

夫も「もしあいつらあれ以上続けてたら、僕もいっぱつ殴ってやってたとこだよと言っていましたし、

他にもこれ以上続いたら参戦しようと構えている様子の男性が複数名いました。




この若者たちはもう、子供と呼ぶには大きすぎますが、トルコでは今でもよそのおじちゃんが子供を叱るというのはよくある光景です。

トルコに限った事ではないですが、イスラム圏には多いのかもしれません。





私が最初に見たのは4年前にイスラエルに旅行したときのことでした。


エルサレムの路地を歩いていると、ふざけて遊びながら走り回っていた子供が、通行人の男性にぶつかりました。


あ、しまった。。。という感じの顔をした男の子の肩を掴んで自分の方を向かせて、目を指さすジェスチャーをしながら、おそらく「ちゃんと、周りを見ないと危ないぞ」と注意していました。


子供は黙ってこっくり頷いて、また友達と一緒に行ってしまいました。




その旅のあいだは、狭い通路を歩いている子供たちの横を重い荷物をひいたおじさんが通る時に、普通に子供を「こら、邪魔だ!」と言いながらドンッと押しのけて通る、などは日常茶飯事でした。




日本でもよく、子供を叱れないお母さんが増えていることが話題になりますが、お母さんだけじゃなくて、それを見てけしからん!と思っている人も、その場では何も言えずに家に帰ってからインターネットに書き込んだりしているわけですから、一方的にお母さんだけを責めることはできないですよね。


かといって、もしそこで一言よその子供を叱ろうものなら、変な人扱いされてしまう恐れがあるのでやめておいたほうが無難、となりますし、ストレス社会の悪循環ですね。。。



さて、上記の喧嘩の話にもどりますが、その一件のあとで私たちも地下鉄に乗りながら、

さっきの若者たちさ、あれ女の子も一緒だったからちょっとかっこつけて、俺びびってねぇぞ!だったんだろうね?と言うと、旦那曰く、あれは西ヨーロッパ諸国からの悪い影響なんだそうですw


その影響というのは、家族との時間を大切にしたり、年上の人を敬ったりするのは時代遅れだという感覚らしいです。


私なんかでも、やっぱり中学生くらいになると家族で一緒にお出かけするのが恥ずかしかったりしたものですが、トルコでは大人になってもみんな家族仲良くお出かけします。


トルコに来て、家族の結びつきをとても大切にしているところや、年長者を尊敬するところは、日本も昔はこうだったはずだよな。。。と切ない気持ちになってしまいます。


生意気な若者をみんなでやっつけようとしたおじちゃんたち、トルコのおじちゃんたちにはいつまでもこうであって欲しいなーと思った一件でした。



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by araty2013 | 2016-01-24 16:33 | トルコ生活

アンカラプチ旅行②

前回の続きです。。。

まず、いったん話は遡ってカイセリを出発する金曜日。


朝仕事に出かける前から、


「何着ていくか、もう決めた?」と夫。



私も確かに、服装のことは気になっていました。

みんなどんな格好で来るんだろ?着物で来る人とかいるのかな??


この時わたしが思い出していたのは、フランスに住んでいたときに一度だけ参加したグルノーブル日本人会主催の新年会。


地方都市でしたが、研究所なども多くて日本から来ている研究員の方たちやその家族、またフランス人の旦那さんと一緒にグルノーブル永住の日本人奥様たちもけっこういらっしゃって、それなりに会員数の多い日本人会がありました。


そのメンバーの奥様たちが中心になって手作りの日本料理やお菓子などが振舞われる新年会が毎年行われていました。


参加メンバーの中には「参加費10ユーロでSUSHIが食べれるぞ!」という噂を聞きつけた大学の日本語学科の学生たちも多く、(わたしもそのグループに紛れて行ってましたが。。。)

そんなカジュアルな新年会で、新しい友達もたくさんできました。

。。。そんな新年会と似たようなものをイメージしていたんです。

それに、無料での招待であったことと、「今年はお子様連れはご遠慮願います」と案内状に書かれていたことから、去年までは子供連れのファミリーなんかで賑わっていたのかな?などと想像し、

私たちカイセリから深夜バスで行って変に着飾っていてもなんだかお登りさんみたいで恥ずかしいし。。。


私「カジュアルで大丈夫」

夫「え?でも一応襟のついたシャツを着ていかないとね?」


私「着て行きたいものを着ればいいのよ。でもバスの長旅だから、楽な服装の方がいいと思うよ。あと、皺になるだろうし。」


夫「でもジーンズはまずいよね?」

私「いや、だからなんでもいいんだってば!」

夫「え??ジーンズでも??」

いやーっ!もう知らないってば!!(責任放棄。。。笑)

だって私も行ったことないしわからんもん。


でも、私たちだけバッチリ決めて、みんなカジュアルだったら恥ずかしいし、普通にシンプルな服装が一番。

私は黒いシャツとベージュのパンツで行きました。



   ***



美術館のあと、ちょっと道に迷ったりしながら開始時間を少し遅れて会場に到着した私たち。



重々しい鉄の扉が開けられて、中に入り、

警備の人ともうひとり、スーツ姿の男性が名簿を持っていて、「お名前は?」と聞かれ、愛想よく笑顔で迎え入れてくれました。


この時すでに一抹の不安がよぎる。。。



と、建物の中からタバコを吸いに出てきた日本人らしい男性、この人もスーツ姿。

ここですでに夫は「あーぁ、やっちまった。。。002.gif」という感じ。


建物に入ると、まずクロークがあって、



「コートをお預かりします。」


旦那の普段着のジャンパーと、私の。。。くたびれた厚手のカーディガン。。。



こ れ は、ま ず い ぞ!!


会場は1階降りたところになるようで、階段の下から話し声などが聞こえて来ました。

その階段へ向かいながら小声で

「ねぇ、僕なんかすごい緊張してきたんだけど。」

「私もめっちゃ緊張してるわ。。。」


「わたしたち、どうなるの?! いや、でも大丈夫。招待されてきてるんだから、堂々としてないと。。。」

そして階段を降りると。。。


タン。タカタカタカタン。。。。 と、お琴のようなお正月らしい音楽がかかっていて、蝶ネクタイをしたトルコ人の給仕係がドリンクを乗せた銀盆を片手に近づいてきた。


「お飲み物はいかがですか」と、、、




上流階級の社交界かよっ!

。。。えぇ。その通りです。

最初からちょっと考えたらわかることだったんです。



日本大使館が主催する、

アンカラの在トルコ日本大使公邸にて行われる

新年祝賀会!056.gif024.gif



そりゃぁ、それなりに格式のある会ですよね。042.gif


「ほら見ろ、ジーンズなんて、僕だけじゃないかっ!しかもトルコ人も僕だけだよ!」

「まぁ、いいじゃん、逆に変に張り切った格好してきて周りがカジュアルで浮くより」

「何言ってるんだよ、向こうはせっかく立派な会に招待してくれているのに、こんないい加減な服装で来るなんてすごく失礼じゃないか!」


あぁ、そうだった。。。夫はこういうの「ちゃんとしてないとイヤ」な人なんだった。


でも、だったらそんな ’’どカジュアル’’ (無地のセーターとジーンズとスニーカー)で固めずに襟付きのシャツでも来てくればよかったのに。私はカジュアルを強制なんてしていませんよ!011.gif



服装のことはどうでもいいじゃないか、(女性はけっこうみんなカジュアルだったので私は全然浮いてないし

それより気になるのは、参加している人たちがどう見ても、大使館関係者ばかりなのでは??


でも案内メールには、「アンカラの日本大使館に在留届を出している日本人の方全員を対象にご案内しています」と書いてあったし。。。


どぎまぎして固まっている私たちに親切に声をかけてくれたお上品な初老の奥様がいて、それでやっと少しリラックスしてグラスを置く場所を確保して、夫に待っててもらい、私は料理を取りに行きました。


気を取り直して、今日の目的のひとつは「夫に日本と日本食に親しんでもらうこと!」


私の大好きな干し椎茸。。。はい、これ難易度高過ぎね、034.gif日本食恐怖症に陥るおそれあるから危険。

たけのこ。。。これもそこそこ難易度高いよね。バンブーの新芽だよ~なんつっても怖がられるか、逆に。039.gif

こんにゃく。。。これも無味無臭の食材ではあるけど食感が未知過ぎて怖いかもしれないな。。。025.gif

そんなこんなで、煮物の中では鶏と人参だけ食べてもらって、あとは私が頂く。




お寿司。

生魚はまだ早いからー、まずは海苔から慣れてもらおう。ということでキュウリ巻き。

日本人はこんなものも食べちゃうんだよーという見世物的な役割でタコの握りを自分用に。

あの人シーチキンは好きだから、ツナの裏巻きも入れて、と。


あとはお雑煮とか枝豆とか、焼き魚とか食べやすそうなものをチョイスして席へ戻りました。


お友達作る作戦はもう諦めたから、あとはひたすら食べるのみ!

一応ひととおり説明して勧めてはみるも、「うーん、置いといて、あとで食べるから」

と言って食べない、これいつものパターン。。。


結局わたしの読み通り、煮物の鶏肉と人参、焼き魚、キュウリ巻き をそれぞれ少しかじったのみで終わりました。

これはいけるだろうと思っていたシーチキンの裏巻きも、周りについていた胡麻がNG028.gifだったそうで。。。

米から作った正月の定番、これを食べなきゃ始まらないよ!と言ってすすめた餅も最後まで手をつけず。


はい、そんな人にはこれ!

ドーンッ! 小鉢に枝豆を盛って置いておくと食べていました(小動物か、この人は!w)

でも本当に、枝豆は日本食デビューしたての外人さんにおすすめの難易度★✩✩✩✩な食品ですよね!


そうしてある程度お腹も満たされ、普段カイセリでは隠れてこそこそ飲むお酒も堂々と贅沢に振舞われ、少しずつ周りの人とお話して打ち解け始めました。


ただ、やっぱりみなさんアンカラ在住の日本人ばかりで、大使館にお勤めの方や、大使館職員の奥様ばかり。

外国人の旦那様と来られている方も、トルコ人かな。。。?と思いきや、スペイン大使館職員だのアメリカ大使館職員だので、私たちのように地方都市に住んでいるトルコ人×日本人夫婦はおそらく誰も来ていませんでした。

「わたし、今日ここへ来たらお友達が見つかるかと思ったんです。。。009.gif」と言うと、そうよねぇ、カイセリはなかなかねぇ。。。居ないわよね。。。

と、皆さん同情してくださいました012.gif

日本食なんかもないでしょ?と言われ、そうなんですよ、本当に何もないんですよ!お醤油がかろうじて見つかったくらいなんです!!


でも20年前にトルコに来られたというご婦人がたは、その当時はアンカラでも本当になんにもなかったのよ、とおっしゃってました。それこそお醤油さえも日本から持ってきていたそうで。


他にも私と同世代くらいの女性や、夫と同じくらいの若い世代の人たちもいたのですが、きっかけがないと話しかけれないし、きっかけになりそうな話題も見つからず。



最後に食後のコーヒーとデザートまできっちりいただいて、そろそろ帰りましょうか、となりました。





結論。アンカラで在留届を出している在トルコ日本人全員を招待しているが、実際は大使館関係者のうちわの新年会のようなもので、たまに知らずにひょっこり現れる一般の人もいる。そのひょっこりさんが今年は私たちであった、というところか。


でも考えてみれば、地方都市に住む日本人でも今は飛行機が安いからイスタンブールで在留届などの手続きを済ませるのかも知れませんね

アンカラは中央部に位置するので、かなり端っこのほうからでない限りイスタンブール経由のフライトになるので、飛行機で行くならイスタンブールの方が便利な時代になって来てはいる。だからアンカラに届けを出している人がそもそも少ないのかもしれません。

そんなこんなで、この新年会に参加するのもこれで最初で最後かな。。。

と思っていたら、夫は服装のこと以外はけっこう楽しんでいたようでした。

あれ、でも。。。食事も口に合ってなかったようなのに??

普段会うことがないような人たちと色々交流できたのが楽しかったんだそうです。


確かに、恥ずかしくて話しかけて貰えるのを待っているばかりの私の横で、日本人の奥さんに付き添って来られたスペイン人やアメリカ人の大使館勤めの旦那さん達と楽しそうにお話していました。

美術館は二度とゴメンだ!という夫でしたが、この新年会はまた来てもいいよ、ただしきちんとした服装でね!との事でした

そんなわけで終始緊張しっぱなしで終わった新年祝賀会で、せっかくカメラも持っていたのにめったに入る機会のない日本大使公邸の写真を撮る余裕が全くありませんでした。。。

これではまだまだブロガーとは言えませんね008.gif



一度街の中心部まで出て、やっと落ち着いたところでアンカラの街中の様子だけはちゃんと撮っておきました。


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首都アンカラですが、観光地の要素はほとんどないのでトルコ人ばかりです。

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地下鉄の入口。歴史的建造物も少ないせいか、イスタンブールよりもさらに西洋化が進んでいるような気がします。



この地下鉄駅の写真を撮った5分後くらいにこの場所でちょっとした事件が起きました!

このご時世でアンカラで事件なんていうと危ない感じがしますが、そんな大げさなものではありません037.gif
その事件については’’アンカラプチ旅行番外編’’としてまた次回✩



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by araty2013 | 2016-01-21 18:15 | トルコ生活

アンカラプチ旅行①

先週末、約一年ぶりにアンカラに行ってきました。


はじめて訪れたのは去年の2月はじめ頃に婚姻届に必要な書類を貰いに日本大使館と外務省に行ったときでした。

そしてその時ついでに大使館で在留届も出したのですが、そしたら先月、アンカラの日本大使公邸で新年祝賀会が催されるので在トルコ日本人の方はパートナーの方も同伴でいらしてください。と招待メールが届いたのです!


どんな会なのかは詳しく書かれていなかったので、在トルコ日本人のブログを探し。。。


でもそちらもあまり詳しくは書かれておらず、ただ毎年アンカラで在留届を出した日本人を対象に開催されている旨と、日本料理が振舞われるという内容(ここ大事!)

トルコではめったに食べることができない日本食(カイセリでは100パーセント不可能)。食い意地だけで片道4,5時間バスの旅?!というわけでもないですが(笑)、たまにはプチ旅行も兼ねて行ってみない?と誘ってみました。


そして、私たちのようなトルコ人と日本人のカップルのお友達ができればいいかな~、と。012.gif



そうすれば夫ももう少し日本に興味を持ってくれるかもしれないし!

わたしがたまに作る日本食もどきのようなものを日本食だと思われてもいけないので、ここらでそろそろ本物を食べてもらって、「うちでも作ってくれないか?」とリクエストがもらえるかも!


などなど、勝手な期待をいろいろ胸に秘めながら、金曜の深夜の夜行バスにのり、土曜日の早朝アンカラに着いたのでした。


さて、お昼から始まる会まではまだまだ時間がある。さて、何をしよう?!

夫はもともと渋々ついて来ているだけなので(笑)私の計画に沿っての行動になりました。


アンカラのような大都市でしか体験できないこと。。。私の独断で美術館に行くことに決めました



実は美術館に行くのが大好きな私。

あのやたらと広い空間、静かな雰囲気、おしゃれな建築、来ている人もみんないい人そう(と、勝手に思っている)そんな中でのんびりと芸術鑑賞して目と心に栄養補給!


そしてだいたい美術館にはおしゃれなカフェが併設されてたりしますよね?そこでまたのんびりと休憩して、それからミュージアムショップをのぞくのも楽しい!


ということで、都会ならではなモダンアートミュージアムにいって来ました。



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残念ながら美術館内部は写真撮影禁止だったので、併設のカフェでのひとときを↑




さて、この日展示されていたのはアッバス・キアロスタミ(イラン出身の映画監督)の写真展とトルコの写真家の世界写真展でした。

キアロスタミ映画はまだ若かりし頃に2本だけ見たことがありますが、今でもトルコの雄大な大地のところどころに低木が生えて、羊が放牧されていたりする風景を観ると、その映画で観たイランの田舎の光景となんだか似ているな、と思い出します。


そんなふうに印象に残るくらい、風景や光を取り込んだ映像美を大切にしている映画監督なので写真も本当に素朴な風景のものばかりでしたがどれも感動的でした。


。。。が、しかし。。。


こんな写真見て、本当に感動!とか思ってるわけ??」と夫。

そうなんです、私たち夫婦はこういう趣味は全く合わないんです!026.gif


早足で一周して退屈した夫は「ねぇ、もう帰ろうよ。すごく退屈なんだけど。。。」と、私たち以外誰もいない朝の美術館の空気が相当嫌だったみたいです。


「まぁまぁ、ちょっと待ちなさいよ。じゃぁ、どの写真がどういう風に良いかを説明させてよ。そしたら見るのが楽しくなるから!」と無理やり引き止めて、いろいろとウンチクを披露する私。


「ま、確かに綺麗だけど、この景色のところへ連れてってくれたら僕のスマホでも撮れるよ!こんなの、わざわざ美術館に展示する意味がわからない。」

うん、どうやらわかってくれそうにない。018.gif


そんな中、ある麦畑に光が当たって麦の穂が黄金色に輝きながら風に吹かれている写真がありました。



それを見て、そういえば星の王子様の中で、王子様の金髪を麦畑に例えていたなと思い出して、

「麦の穂って本当に金色なんだねー、わたし初めて見たわ。」と言うと、

「え、君は麦畑を見たことないの??へー。。。」と言いながら急に物思いにふけり出し、

「麦の穂ってのはねぇ、すごくいい匂いがするんだよ。こういうのブチッと一本ちぎってね、茎のところからスーって空気を吸うとなんとも言えないよ」

と言いながら写真を直に触ってたので あ。。。指紋つけちゃう。。。? とちょっと心配しました。笑


そうか、麦の香りか。。。

そりゃ、炊きたてのお米とかすごくいい匂いするし、麦もやっぱいい匂いするもんなんだ。

そういえば、妹がよく「これは粉の香りを楽しむお菓子」とか言ってたな。。。



トルコで暮らすようになって、麦と羊が身近に感じられるようになりました。

そして豚ちゃんとは縁が薄くなってしまった。。。(もともと豚バラ肉と生ハムは大好物でした。。。)



そんな風に物思いに耽りながらも夫も限界、そしてそろそろお昼も近づいてきたので、美術館をあとにし、日本大使公邸へと向かいました。


さて、気になる新年祝賀会については、また次回



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by araty2013 | 2016-01-19 23:48 | トルコ生活

スリランカへ行ってきました!

 あけましておめでとうございます。妹です。

6日から通常営業しているSerendib tearoomですが、やっぱり年明けは静かですねぇ。
のんびり、静かに読書でもしながら紅茶を飲みたい!という方は、今の時期がオススメです012.gif

さて、28日におねえちゃんがトルコへ帰り、30日に年内営業を終え、31日は、大好きなKenji's Labさんで年越しそばを食べて終えた2015年でした。

振り返ると、色んなことがあった1年でした。

私にとっては、お姉ちゃんがトルコに移住、結婚するという、一大イベントもありました012.gif

みなさんも、きっとそれぞれの思い出のある1年だったと思います。

そんなことを思い出しながらの年が変わる瞬間は、なんだか感慨深いものがありました045.gif

そして2016年!

どんな1年になるのでしょうか?楽しみです!

そして、2016年の1日の夜から5日の朝にかけて、スリランカへと行ってまいりました。

実はチケットをとったのが出発の4日ほど前で、それからバタバタバタと準備をして、慌しい出発となりました(汗)

とりあえず、お約束の。。。
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猫を飼っている方ならきっとわかると思いますが、100%の確率で入りますよね??


バンコクから飛行機で約3時間半ほどで、スリランカに到着です。
宿についたのは、夜中の2時を過ぎていましたが、翌日8時には、キャンディへと向かう車がお迎えに来てくれました。
(いつも、スリランカで遠出するときにお世話になっている、日本人経営のイーツアーズさん。対応がめちゃくちゃ早くて、親切でおすすめです!)


コロンボからキャンディまでは、車で約4時間ほどです。
車に乗ると、すぐに眠くなってしまう私は、あまり風景を楽しんだり出来ないのが残念です。

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このような、小さい古いお店がほとんど。昔の日本も、こんなだったんでしょうか。


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キャンディの街並み。コロンボに次ぐ経済都市とされており、人も多く、にぎわっています。

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キャンディ湖。

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今回雑貨を買ってきたSelynというお店のキャンディ支店。
そのすぐ横に、日本人が経営するハヤシライスのお店がありました。

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看板だけみて、スリランカカレーのお店!と思って入ったら、ハヤシライスとコーヒーのお店でした(笑)しかし、どちらもとてもおいしかった!コーヒーは自家焙煎のようです。


そのあとは、以前も来たことがあったのですが、紅茶博物館というところに行ってきました。
もともと紅茶工場だった建物をそのまま博物館にしています。
植民地時代の写真や、製造のための機械などもあり、紅茶好きの方は一度訪れてみるとよいかもしれません。
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かなり大きな建物です。

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紅茶の木。
新芽の細いのが、シルバーチップ、ゴールデンチップと言われるものです。



キャンディで1泊し、いつも買っている紅茶屋さんで紅茶を仕入れ、またコロンボに戻ってきました。
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海沿いを走る電車。コロンボでの好きな風景の一つです。
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魚釣りをしている人もいました

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この日は、パキスタン首相が来ているらしく、銃をもった軍隊の人がいたるところにいました。銃を持ってる人の横を通るときって、なんだか緊張しますね042.gif


コロンボでも少し紅茶を買って、あとはお寺をまわったりカフェでお茶したりと、のんびり過ごしました!やっと休暇というところでしょうか。



4回目となるスリランカですが、実はまだシギリヤロックにも行ったことがなく、観光らしい観光をしたことがないんです。。。

「今度スリランカに行くんですが」

と、たまにお客様にスリランカの情報を聞かれることがあるのですが、ほんとに申し訳ないことに、ほとんど知らないんです。
だから、いつかは観光をしにスリランカに行ってみたいなぁと思いつつ、どうせ行くなら仕事も兼ねて!と、結局仕事メインになってしまうんですねぇ。。
でも、なんにもせずのんびりと過ごしてるだけでもほんとに癒されるスリランカ、大好きです。

アーユルヴェーダや仏教が普段の生活に根付いているスリランカの人たちは、とても素朴な生活をしていて、でも別に何も不満そうでもなく、バンコクという都会に長くいる私にはスリランカの人たちがとても人間らしく思えます。


コロンボで1泊したあと、夜中の1時半の便だったのですが、10時をすぎるとほとんどお店も開いておらずすることもないので3時間ほど前に空港に着きました。

そして空港のカフェで紅茶を2杯飲みながらスリランカの旅の余韻にひたっておりました。
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ティーバッグでも美味しいスリランカの紅茶。甘くして、ミルクを入れるのが好きです。


 しかし、5日の朝スワンナプームに到着して、空港前の騒がしいタクシー乗り場につくと不思議と安心する私はやっぱりタイの生活があっているのでしょうか(笑)

スリランカでは今回、品切れになっていたお茶や新しいフレーバーティ、雑貨、少しですがノリタケのアウトレット品も持ってきました。

今年も、みなさまどうぞ、Serendib tearoomとセレンディブログ、よろしくお願いいたします003.gif


















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by araty2013 | 2016-01-07 15:37 | あいさつ

あけましておめでとうございます!

みなさま、あけましておめでとうございます!!

お正月の3が日ってあっという間に過ぎてしまいますよね。。。
そして、Serendib Tearoom の2016年の営業は6日(水)からとなっております。
本年も、どうぞよろしくお願い致します。


怒涛のシュトーレン&クリスマスケーキ作りを無事終えて、28日の朝にバンコクを出発し、トルコに帰ってきました。
妹は30日の最終営業を終えて、バンコクで年越し、元旦から休暇も兼ねてスリランカへ紅茶の買い付けに出かけています。


さて、1ヶ月お留守にしていた家に帰ってくると、義母と義妹がお掃除に来てくれてたようで、カーテンが全部洗濯されていました。
私がいない間にいつも大掃除をしてくれているのですが、「あ、こういうところもやらないといけないのね。。。」と、お掃除苦手な私は毎回勉強させられるのでした。。。

そして冬を越せなかった観葉植物がひとつ。。。消えていました007.gif

というのも、今年の冬は寒い!!
昨日は最低気温が-22度までさがり、最高気温でも-8度でした。
いくらなんでも、寒すぎやろーーーっ!
ここまで寒いともう一歩も外に出たくない。
外はやっぱり人通りも少なくてしーんとしています。


そしてもう一つの我が家の大きな変化、それは、やっとテレビを買ったこと。
パソコンがあればもうテレビなくてもいいやー、なんて思ってたんですけど、やっぱりあるといいですね!
つけっぱなしでトルコ語を聞き流してるだけでも勉強になるかも?!

これでトルコでの生活が少し外と繋がりました(テレビを通してって意味ですよ!w)
今までは自分の周りで起きてることしか話題にできませんでしたが、テレビで得たネイションワイドなトルコ情報もこれからはお届けしていけると思います!!

2016年も、Serendib, セレンディブログともどもよろしくお願い致します♫



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by araty2013 | 2016-01-03 19:16 | あいさつ


Sukhumvit soi 23にあるSerendib Tearoomのオーナー姉妹のブログです!ときどき姉が、ときどき妹が、日々の生活やお店のことをチョコチョコと書いていきます。


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