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O君の物語

昨日(月曜日)は突然の臨時休業とさせていただき、大変ご迷惑をおかけいたしました。
本日30日(火)からは通常通り営業いたしますのでよろしくお願い致します。

また、トルコ雑貨も新しく入荷しましたので本日より店頭に並びます。

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人気のオリーブ石鹸(今回はオリジナルとティーツリーとどちらも入荷しています)や、手編みのオヤで縁取りをしたガーゼ素材のスカーフも入荷しました。
そのほか、トルコらしい絵付けの小皿や、ネックレス、ピアスなどのアクセサリーもあります♪
みなさまのご来店をお待ちしております^^



さて、前回のブログでは、義妹の婚約式の翌日が私たち夫婦が結婚式を挙げてからちょうど一年だったと書きました。


今日はそんな結婚記念日つながりから、夫の幼馴染のO君のお話をしたいと思います。



O君は中学生くらいの頃からすでに、「あー、早く大人になって結婚してぇ!」と言い始めたらしく、かなり結婚願望が強かったようです。
そんなO君、高校を卒業すると同時に猛烈なひとり婚活をはじめました。

主な出会いはインターネット。
出会い系サイトなのかどうなのか、その辺の詳しいことはわからないのですが、女の子とネットで知り合ってはビデオチャットで仲を深めたり直接デートにこぎつけたりしていたそうです。

ある時はアンタルヤに住む女の子とネットで知り合い、ビデオチャットをするうちに彼女に夢中になってしまい、なんと、バス会社に就職までして、ついに添乗員としてアンタルヤ行きの夜行バスに乗り込んだのでした。。。

そうやって彼女の家を訪ねたO君。

アンタルヤは地中海リゾートとして有名で、海外旅行客も多いですし、年中温暖な気候のビーチリゾートだということもあってトルコ女性もわりと開放的な人が多いのです。
イスタンブールはいろいろな人が住む都会ですが、アンタルヤなどの地中海沿岸地域はいわゆる’’発展家’’のお嬢さんが多いそうで。。。

そして、その女の子もカイセリでは出会うことのなさそうな「進んでる女子」だったようで、「○日は家族がみんな出かけてる日だから、うちにいらっしゃいよ」と誘ってきたとか。(すべて夫から又聞きした話ですが。。。(;^_^A)
喜び勇んだO君は彼女の家に忍び込み、部屋で二人っきりで居たところ。。。
運悪く彼女のお母さんが予定より早く家に帰ってきてしまいました。
こっそり逃げようとしたのが間に合わず、娘が男と二人きりで部屋にいるのを見つけた母親はびっくりしてお父さんにすぐに報告の電話をいれ。。。

O君はその後、話を聞いて急いで帰ってきたお父さんとお兄さんに袋叩きにされたそうです。。。


それでも懲りなかったO君、その彼女に駆け落ちしようと提案し、また日を改め今度は彼女をさらいにアンタルヤまで行きました。
が、その駆け落ちも途中で追っ手が付き、バス停で見つかってしまい、やっぱりお父さんとお兄さんにタコ殴りにされw
二人の仲は引き裂かれてしまったということでした。
悲恋の話のようですが、なぜか笑い話として語り継がれていますw

というのも、そのあともめげずにひとり婚活を再開したO君は、同じようにネットで誰かと知り合っては、
「明日女の子とビデオチャットするんだ~ ニヤニヤ」 
と言ってきたかと思うとその数週間後には、
「このあいだネットで知り合った女の子と、結婚前提に付き合いたいと思ってるんだ。 キリッ」 
と言い出し、
またその数週間後には別の女の子と出会っている、というようなことを繰り返していたのだそうです。


そんなO君は、大学卒業資格を取るための講座に通い始めるのですが、そこでついに運命の出会いがありました。


相手は3歳年上で、5歳の女の子の母親で、半年ほど前に離婚したばかりの女性でした。

でも二人はすぐに意気投合し、あっという間に恋の炎は燃え上がり、
程なくしてO君は念願の結婚と同時に5歳の女の子のお父さんになったのでした。


私がO君に初めて会ったのは、まだ私たちは結婚する前で、O君夫妻は結婚して2年目の頃でした。
ふたりの新居にお邪魔し、結婚式のアルバムを見せてもらい、そのあと結婚式のビデオの上映会がはじまり。。。
そのあとは新婚旅行のアルバムも見せてもらい(ちなみに場所はアンタルヤでしたw)

まぁ、新婚の夫婦なんだからそんなの普通かな?と思っていたのですが、じつは夫はそれが初めてではなかったらしく、曰く、O君の家の敷居をまたぐ者は必ず毎回あのアルバムとビデオを観させられる。。。と言っていました。


そして、夫妻は毎年結婚記念日になると、なぜか仲の良い友達を家に招待してパーティーを開くのだそうです。
そのパーティーでは、「結婚○周年の記念日」というO君自作の書類が読み上げられ、参加者は「二人が結婚○年目も仲睦まじくいることの証人」として、サインを一筆書くという謎の儀式があるそうですw

そしてそのあとはお決まりの、結婚式のビデオを観させられるというww


夫はその式に3回参加しているので、「いや、もういいよ、そのビデオはもう何度も見てるから!!」と止めようとするのですが、
「いやいや、まだ見たことないやつもいるから。な?お前まだ観たことないよな??」と、初参加者への配慮として必ず上映されるのだそうです。。。



そもそも結婚記念日って二人っきりで祝うものでは。。。?
まぁ、そんな仲睦まじいO君夫妻ですが、結婚5年目を迎えてついに待望の赤ちゃんが誕生しました!

これまでは奥さんの連れ子の女の子と3人家族で仲良くやってきていましたが、あたらしく男の子の赤ちゃんが家族に加わり4カ月が経ちました。
遅ればせながら私たちもお祝いを兼ねて赤ちゃんを見せてもらいに、おとといお邪魔してきました。


O君宅に向かう途中、「今日もまた結婚式のビデオみせられたりして。。。」と夫が言うので、
まぁ、それはそれでウケるけど、今は赤ちゃん中心の生活だろうからねー、ひょっとしてお産のビデオだったりしてw
なんて冗談を言いながら到着してみると、とってもかわいい赤ちゃんに癒され、幸せそうな家族とひと時を過ごしたのですが、
後半はやっぱり「ねぇ、ちょっとこれを久しぶりに観ようよ!」とO君。
ま、まさか。。。?


でもそれは、結婚式のビデオではなく、去年の6月の結婚4周年パーティーのビデオでしたw

私はひとりでバンコクに帰っていたので夫が一人で参加。
この日のために天井には小さなミラーボールが設置されたO君宅のリビングで、友達数人と兄弟たちを前に
「毎年僕たちのためにお集まりいただき、ありがとうございます。。。」というスピーチからはじまりました。

周りは付き合わされている感がありましたがw
夫もちゃんと映っていて、ちゃんと証人のサインもしていました。


他にもとにかく夫婦でビデオ撮影をするのが趣味なようで、O君が歌い奥さんが踊るビデオなど、いろいろ見せてくれました。
赤ちゃんが生れてすぐの時に家族4人で一緒に歌いながら撮った記念のビデオなどなど。。。


そんなわけで楽しい時間を過ごさせてもらったのですが、ひとつ印象に残っているのが、
途中奥さんと娘さんが席をはずして台所に行っている間に、O君が私にお願いがあると。
娘さんが戻ってきたら、赤ちゃんは少しお姉ちゃん似だね?と言ってあげてくれないか、と言うのです。

今までも娘さんのことを本当の我が子のように溺愛していたO君ですが、やっぱり弟が生れたことでお姉ちゃんが寂しい思いをするのでは、と心配していたのですね。


夫とその友達の間ではいつも笑いのネタにされているエキセントリックなO君なんですが、昨日の帰り道、
「でもO君って実際、すごく良い旦那さんですごく良いお父さんじゃない?」と言うと夫も
「確かにそうだね。。。」と言って笑っていました。

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起きている間はその可愛さに釘付けで写真を撮るのを忘れていたので寝てしまってからパチリ


皆からお父さん似だね、と言われるそうですが、でもお姉ちゃんにも似ていると言ったのは嘘じゃありませんよ!
本当にすこし似ていました。

賑やかな家族に囲まれて、どんな男の子に育つのかな~?012.gif





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by araty2013 | 2016-08-30 05:01 | トルコ生活

トルコ式結納?義妹の婚約式

2週間前に結婚話が成立した義妹ですが、その場で婚約式を21日(日)に決定し、あっという間にこの日を迎えました。

結婚式ではなく、婚約式。
通常は結婚式の3カ月~半年くらいまえに婚約式をあげるのが一般的なようです。

ほとんど日本の結納と同じようなもので、基本的には女性側の家で行われますが、場所的に無理な場合はレストランやホテルの会場を借りてやります。
今回は義妹自宅マンションの庭で執り行われました。


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トルコ式結納品

これらの品物は、結婚の話がまとまった次の週に両家そろって買いに行ってました。
婚約指輪は二人分ありますが、それ以外の品々はすべて男性側から女性側への贈り物です。
金のブレスレット、金の腕時計、金のネックレス。。。 とにかく金づくしです。


日本でもこういう儀式があるのよ、と夫に言うと、日本では何を贈るの?と聞かれ
えーと。。。まぁ、その、結納金以外は昆布とかスルメとか鰹節。。。 と説明すると不思議な顔をされましたw
もちろん単語で言っても伝わらないので、干した海藻と、干したイカと、干した魚なんだけど。。。えーと。。。(;^_^A

ちゃんと意味があるんだけど、説明するのは難しい。
日本ってこういった語呂合わせや言葉遊び的なもので縁起を担ぐのが多いですよね。


日本の結納と違って、わりと人数は多くてにぎやかな式となります。
メインの儀式が始まる前に、みんなで集まって簡単な食事をとり、お茶を飲んでゆっくりするんですが、シヴァスとカイセリ合わせて50名くらいの来客だったので準備もかなり大変でした。といっても私はほとんど手伝ってないんですが。。。011.gif


そして、メインの儀式がはじまる時まで知らなかったんですが、女性側の兄にあたる我が夫がけっこう大事な役割を担っていました!

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まず兄から妹の指に指輪をはめてあげます。
え!婚約者の男性から女性にじゃないんだ!とびっくりしました。
女性だけはペアのゴールドの指輪のほかにダイヤの指輪も送られます。

同様に妹の未来の夫へも、兄から指輪をはめてあげます。
この時ふたりの指輪は赤いリボンで繋がっています。

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そのリボンを兄が。。。チョキンッ!

こうして、今までは赤い糸で結ばれていた二人ですが、今日からはお互いの心で結ばれていくようにとの意味を込めてこの赤い糸を切るのだそうです。

ちなみにこの時、夫は必死でこらえていましたがちょっとウルウルしていたと思います( ´艸`)

ふだん全然涙もろくもなく、トルコの文化に詳しくもない私でもちょっとウルウルしてしまいましたが、トルコの人はみんなそんな様子は全くありませんでした。もちろん本人たちも。

じつは結婚式もそうなんですが、日本だと結婚式に涙はつきものですがトルコではほとんど見かけません。
でもトルコ人ってすごく感情的で涙もろいんです。
だから、お祝いの席では泣かないという決まりがあってみんな堪えているのかなー?と思いました。


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その次は男性側のお姉さんに交代して、お姉さんから弟の未来の奥さんへ、腕輪やネックレス、時計などなどの品を付けていきます。


一通り贈り物を身に着けたところで音楽がかかり、そしてお決まりの~

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ダンスタイムが始まりました^^

結婚式と同じで、まずはゆっくりした音楽がかかり、ふたりでゆっくりと踊って、そのあとにぎやかな音楽に変わってみんなも入って一緒に踊るというスタイルです。

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仲良し3人組

親戚だけでなく、親友の二人もかけつけてくれました。
いつも一緒の仲良しだったけれど、義妹は結婚後はシヴァスに行ってしまうのでみんなで別れを惜しんでいました。



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とってもお似合いの二人


義妹は信仰心が厚く、普段はいつもスカーフをかぶってシンプルな服装でお化粧もしていないので、きれいな衣装に身を包んでお化粧をすると あら!こんなに美人だったの!と改めて思いました。

日曜の式が終わった翌日の月曜日、つまり昨日の夜に夫の家族とおばさん、いとこが家に来て一緒に食事をしたのですが、今まで男性の影など全くなかった義妹が今では婚約者がいるのだから変な感じです。
好きな人がいるとか彼氏がいるとか、そんな浮いた話の一つも聞いたことがなかったのに、それが突然指には婚約指輪が光っているんですから。

私の婚約者、どう思った?と聞かれたのでもちろん、すごく素敵な人ね!と私は言ったのですが、夫は妹がそんなことを自分に聞く日が来るなんて!とまだ受け入れられない様子で(笑) ま、まぁいいんじゃないの。。。 とか言っていました。

そこで私も気になっていた質問をしてみました。
その、婚約者の男性に出会ったのは去年だったと聞いたけれど、初めて見た時にビビッと来るものはあったの?と聞いてみると、やっぱり出会ったときから 私、この人と結婚する!という予感があったんだそうです!

親との同居とか、シヴァスに引っ越すので家族や友達と離れ離れになりますが、それでもやっぱりこの人!と思う運命みたいなものを感じたのでしょうか。

義妹とそんな恋バナみたいなことをする機会がこんなに早く来てしまったので、頑張ってトルコ語をもっと話せるようになりたいなと思いました。
というのも、そういう話題になると夫が通訳を異常に嫌がるのでw


そんなふうにみんなで過ごした昨日の夜でしたが、じつは昨日は私たち夫婦が結婚式を挙げてちょうど一年の記念日でした。


でもみんな忘れていたようで。。。026.gif
もちろん私たち本人は覚えていましたが、前日の婚約式のこともあったし、別にお祝いするほどでもないかということでみんなと一緒にワイワイ過ごしただけで終わりました。

去年の今頃私たちが結婚式を挙げた時には、まさかその一年後には夫の妹が婚約式をするなんて想像もつきませんでした。

と言っても、毎年親戚や友達から、必ず誰かが結婚するトルコ。私もすでにトルコで参加した結婚式の回数が、今までの人生で日本で参加した結婚式の数を超える日もそう遠くはなさそう。。。


ふたりの結婚式は10月にシヴァスで行われるそうです。
10月のシヴァスはけっこう寒いだろうなー。何着ていこうかな??


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by araty2013 | 2016-08-23 19:51 | トルコ生活

トルコ雑記

トルコの夏は、湿気がないのでからっとしていますが、太陽がじりじりと照りつけて暑いです。
タイにいると毎日が夏なので、「夏だ~058.gif」と思うことがありませんが、こういう四季のある国に住んでいて、夏に蝉の声が聞こえないのって不思議な感覚ですね。

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妹が日本のお土産にくれた風鈴がトルコでも良い音を出しています。。。



タイから帰ってきて2週間ですが、そのあいだにクーデターの後の集会があったり、義妹の婚約話があったり、そうこうしているうちにオリンピックが始まったり。。。


オリンピック、一応テレビでやっているのですが、1局だけの独占放送なので限られた種目しか見れず。
しかも え?今それ??? という種目を映していたりして大変もどかしい。。。。"(-""-)"

例えば柔道の決勝をしている時にアーチェリーの予選とか。

それでも体操男子の団体戦は見れたので良かったです。

でも、やっぱり日本語でみるのとは全然違います。
やっぱり日本ってオリンピック好きというか、すごく盛り上がりますよね。
テレビの放送の仕方もけっこう熱が入っているし。

わりと淡々と映像を流すのを見るだけだと、そこまで感動が伝わらなかったりするんですよねー。

え?もうメダル取ったの?今ので??? みたいな。

でも逆に外国人が日本でオリンピックを観戦すると、
すごい日本人向けに偏ってるなーーーー!って思うんだろうな。。。



そんなわけでいろいろとあって、けっこう長く感じた2週間でした。


それで今さらなんですが、タイからトルコへ帰ってきたときの出来事をひとつ。


トルコはタイから直行便だと約10時間くらいで着きますが(それでもけっこう遠いのね!と驚かれます。確かに、日本からトルコは12,3時間なのに、なぜタイと日本との時間差が2時間くらいになってるのかわかりませんが。。。)私はだいたい乗継便を利用します。

というのも、10時間ぶっ通しのフライトだとすごく長く感じますが、ドバイやカタールなどの中間地点での乗継便が豊富なので4、5時間のフライトで間に休憩が入るのがうれしいし、乗継の空港も大きくてきれいであまり退屈しないし、乗り心地快適な航空会社なのにお値段もかなり安いのです。

とは言え。。。

そのあとイスタンブールからさらに国内線でカイセリへ、という2度目の乗り継ぎはけっこう疲れます。
ここで荷物も一度受け取ってから国内線へ移動して再チェックインですし。
もともと日本でも和歌山は関空から近いので空港バスに乗って40分で着くし、バンコクでも空港からはタクシーに乗るだけだし、
この国内線乗継がけっこう曲者。。。

しかも、国際線の到着時間とちょうど合うような便を見つけるのが難しく、国際線が遅れることも考慮しないといけないので時間に余裕を持つと、4,5時間待ちの便になったりして、結局2回の乗継を合わせればバンコクの家からカイセリの家に到着するには24時間とか、時にはそれを超えるくらいの長旅になってしまうこともあるんです。


カタールで乗継5時間待ちを経て、やっとひとりイスタンブールに到着した私は、

「いちおう空港内も物騒かもしれないし、あんまりうろうろしないでおこう。でもどこで時間つぶそうかなー。。。」

そんなことを考えながら、国際便の荷物受け取りの場所の壁際にあるベンチに腰を下ろしてしばらくボーーーーッとしていました。


普通みんな我先にと荷物を取って急いで出ていくので、同じ飛行機に乗っていた人たちがみんな荷物を取って行ってしまったあとはけっこう静か。
ひとりぽつーんとしばらく座っていました。

この小休憩でかなり放心モードになってしまい、ぼーっとしているあいだに1時間ほど過ぎていて、でもこんなところにいつまでもいるわけにもいかないし、と思い、まるでカタツムリのような気分で荷物をひきずりながらのらりくらりと移動しはじめました。

とりあえず国内線の出発フロアまで移動。

チェックインにはまだ早いかな~、そのへんのカフェにでも入って休憩しようかなー。。。
と、うろうろしましたがどこも満席っぽい。

じゃ、まだ早いけどできそうだったら先にチェックインするか。。。

そう思ってチェックインカウンターの近くまで行くと、セルフチェックインの機械もあるし時間に関係なくチェックインができそう。
良かった良かったと思い、パスポートを取り出そうとすると。。。


まさか!!!


すっかり放心状態になってボケーッとしていたので気付かなかったのですが、大きなトランクとリュックを背負って、大事なハンドバッグを置き忘れてきてしまったのです。


忘れた場所はあそこしかない。


ここでやっと目が覚めたようになって、急いでガラガラと荷物をひきながら引き返しました。


パスポート、財布、携帯。。。 全部入っているバッグ!! 
もし見つからなかったらと考えると気が気じゃありません。


半べそかきながらさっき荷物を持って出てきたところへ戻りましたが、通常その出口は逆戻り禁止なので内側からしか開きません。

中から人が出て来るのを待って、開いたドアにすべりこみ、入り口の警備員さんに必死で事情を話しますが、私の慌てっぷりに反して妙に落ち着いています。
「じゃ、入ってもいいけどパスポートを置いて行ってください。」
いやいや、パスポートも財布も全部そのカバンに入ってるんですよーーー!!!泣


なんとかお兄さんを説得して中に入ったところで気付いたら、なんとあまりに慌てていたので国内線の荷物受け取りに入ってきていたのでした。

ひゃぁぁぁ。。。。 と、パニックに陥ってる私を見た空港係員のひとが近づいてきて、どうしましたか?と言ってきたので事情を説明するも、英語での意思疎通がそこまでできず、他の人を呼んであげよう、と別の人がきて、その人もよくわからず、では別の人に電話して聞いてあげよう、と言いながらぜんぜん関係ない部署に電話しているし。。。
助けてくれようとしているのはありがたいけど、今はそんな場合じゃない!!!

親切な人たちには悪いけど、もういいです!と笑顔で振り切ってその場を逃げだし、今度こそ国際線の荷物受け取りへ!



また中から人が出てくるのを待って、滑りこもうとしたら。。。。
すでに警備員さんの机の上には私のカバンが!!



あぁ。。。良かった!!!( ;∀;)


「それ、私のカバンです!!」


と言って近づいたのですが、警備員さんは険しい表情。


他の警備員さんが来て、ちょっとこっちに来なさい、と連れていかれ、数人の警備員がいる場所で囲まれました。


考えてみれば。。。


ほんの1か月前に空港テロがあり、10日ほど前にクーデター未遂があったイスタンブールにおいて、
空港内の、人の少ない薄暗い壁際のベンチにポツンと置かれたハンドバッグ。
かなり不気味な代物ですよね。。。!!


身分を証明するものはあるか、と聞かれたけれど、すべて中に入っているし、トランクに張られた荷物のバーコードのところにある名前を指さして、これ私!と必死で説明したら、「自分の手で明けて中身を見せなさい」と指示されて、中をあけてパスポートを見せて確認したとたん、それまで怖かった警備員さんも優しい顔になり、私もほっとしました。


みつかってよかった!!よりも、お騒がせしてすみませんでした。。。ですね。m(__)m



私は昔っからこういった、忘れ物や失くしものが異常に多いんです。

どんなに気を付けていても、ふと気を抜いた時にやってしまいます。

何度も痛い目にあって昔よりは少しマシになったかな。。。?
それでも全然そういうことが起きない人もいるわけですから、もうこれは生まれつきの問題かなーとも思います。
自分で直そうとするよりも、周りの人にいつも声をかけています。
「私よく忘れ物とか失くしものするから!」と言っておくと、ちゃんとした人が見ていてくれて、「カバン持った?」とか聞いてくれるんです。
どんだけ他人任せなんだよ!って話ですが、そうでもしないと忘れかけたころに必ずやらかしてしまうんです。
取られたあとしばらくは気を付けるんだけどなー。。。

妹は逆に絶対に忘れ物とか失くしものとかしないタイプなので、一緒に出掛ける時はいつも点検係をしてくれます。
夫も同じタイプなので、一緒にいる時は安心です。

それが一人になった途端これ。
やれやれ。。。((+_+))


でも、この年になってくるともう諦めも入ってくるので、ほんとうに前述のとおり自分が変わろうとするだけでなく、周りの人にも助けを求めるのが大事ですよね。


もしこのブログにも間違って変なこと書いちゃってたら、どうか優しく教えてくださいね。。。(*´ω`)



最後にオマケです。

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これ、ドングリみたいですけど、最近八百屋さんとかでよく売っているのをみかけます(鉛筆はサイズ比較のため。。。)
どうやらヘーゼルナッツの仲間みたいなものですが、この殻付きのはまだ採れたばかりのもので、中身はしっとりしています。
この状態で売られているのはこの時期だけみたいです。

夫がこれが好きなんだと言って買ってきたので、味見をさせてもらったら、なんだかよくわからないけど取れたての木の実の味がしました。
そのまんまな感想ですみません。。。。笑


おわり

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by araty2013 | 2016-08-15 21:18 | トルコ生活

クーデター失敗のその後

クーデター未遂事件が発生してからもうすぐ一ヶ月経とうとしているトルコですが、事件以来国民の間では愛国心がこれまで以上に高まっています。


そんな中、先週の日曜日に行われた「民主主義と戦争犠牲者のための集会」と題した大規模決起集会が行われ、イスタンブールだけで100万人の人々が集まったのだそうです。

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こんな人混みの場所に行ってトイレ行きたくなったらどうしよう。。。


イスタンブールで100万人というのは国際ニュースにもなっていましたが、この集会は全県で行われました。
全ての県の中心地に人がたくさん集まって、テレビ中継で繋がっていましたから、この日は遅くまでカイセリも大変な騒ぎでした。


私はトルコの政治にそこまで詳しくないし、政治的なことには中庸な立場で居たいと常々思っているので、こういう集会に参加するつもりもないですし、だれをどう応援するというわけではないですが、そんな私がなんとなーく理解している現状をここでお知らせしたいと思います。


■独裁者??


まず、報道のされかたもそれぞれで海外でも偏りが見えますが、ある日本のニュース番組では今回のクーデターのおこった構図をフリップで見せていましたが、堂々と 「エルドアン大統領=独裁者」その強権政治に国内で不満が高まり、クーデターが起こった、というふうに説明されたりしていました。


別に私はエルドアン大統領を支持しているわけではないですが、この「独裁者」という表現はぜんぜん的外れだと思いますし、意図的なミスリードのような気がします。クーデターも決してエルドアン政権に対する国民の不満が高まって起きたものではありません。軍の一部のグループが起こしたものです。


また、このような大規模集会があって、この大衆の前に立って演説しているエルドアン大統領が出てくると、まるでナチスのヒトラーのようだと言ってくる声もあるかもしれませんが、この集会は決して公正発展党(現政党)を支持する人の集まりではなくて、あくまでもクーデターに負けるな!という国民の集まりですし、当然大統領だけではなくて、他の4大政党の党首の演説もあり、集まった人はそれぞれ支持する政党があります。


■国の父親的存在

最近よく思うのですが、一つの国のリーダー像というのは、その国の一般的な父親像に似ているような気がします。


子供から見てどんな仕事をしているのかよくわからないお父さん、家ではあんまりしゃべらないから何を考えてるのかよくわからないお父さん、離婚歴があって元美人女優とかモデルとかと再婚したお父さん。。。等々。。。

それに当てはめるとエルドアン大統領は、けっこう怖いお父さんだというのは事実だと思います。
お父さんのやり方が気に食わないやつは、よその子になりなさい!というタイプです。
娘のふしだらな真似は許さないし、息子がゲイだと告白しても認めない、言うこと聞かない子にはゲンコツが飛んでくるタイプのお父さんです。
でも、怖いぶん尊敬もされています。
そしてそれは、トルコの一般的なお父さん像に近いです。

3月8日の国際女性デーに、エルドアン大統領が
「私にとって、女性とはまず、母親である」と発言したことが一部海外では物議を醸して、あり得ない差別的発言として取り上げられていましたが、トルコでは普通のこととして受け止められていました。
男性が女性と聞いてまず思い浮かべるのが自分の母親であったり、自分の子供の母親であるというのは別に差別的でもなんでもないと私も思いますが。
そういった、男性像、父親像、女性像、母親像。。。などの認識の違いって大きいですね。

トルコ国民が大統領にひどい目にあっていて、外国にSOSを出しているのならわかりますが、集会の様子を見てもわかるように、ごく一部の少数派を除いてそんな様子はありません。
それを外国人が、あそこんちのお父さんは虐待父さんだ!と言いふらすのはちょっと違うんじゃないかな。。。というのが私の感じていることです。


■国民を盾に。。。


また、クーデターのあった夜、大統領自ら国民に、町へ出てクーデターの勢力と徹底的に戦おう!と声をかけたことにたいして、
「国民を盾にするなんて、ひどい」という声が海外から出ていました。

これもトルコの人からしたら ?? という感じです。

まず、国民を盾にして自分の身を守ったという見方だとしたら、なぜそうなるのかよくわかりません。
大統領の身を守るのはボディガードや特殊警察であって、一般国民が身を盾にして大統領を守ることはありません。

反逆者が国を乗っ取ろうとしているのだから、みんな街に出て戦おう!
そう言われてみんな自主的に出て戦っています。
自分たちの国なんだから自分たちの手で守る!という意識がみんなあるのだと思います。


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クーデター失敗の画像集の中でも有名になった写真のひとつ


このように、一般市民が戦車に立ち向かって止めたりしています。
この写真は成功例として有名な写真のひとつになりましたが、とうぜん無残にも轢き殺されてしまった人たちもいますし、銃撃や爆弾攻撃を受けて亡くなった人たちもたくさんいます。
そういう犠牲者たちは英雄として国から称えられ、遺族には国からの手当ても出ます。
トルコの男性はいちおう皆兵役の義務がありますから、一般市民でもいざとなると戦います。


また、男性だけでなく女性も勇敢に戦った人たちがたくさんいました。

特に有名になったのはこの人↓

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Nene=おばあちゃんと言うにはまだ若いんじゃ。。。?

この人もクーデターの当日、体を張って戦車を止めたうちの一人です。
そして翌日には自宅のトラックを持ち出して、荷台に子供たちや孫たちをたくさん乗せてタクシム広場に向かったのだとか。

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ほんとにおばちゃんが運転してる!



■5万人近い粛清

と、ここまで書いてきましたが、もちろんエルドアン大統領が完全な善人というわけではありません。
そして、それはトルコ国民だってよくわかっています。


粛清というかたちで、警察に身柄を拘束されたままの人たちもいるし、職を失った人の数をいれると5万人ちかくに上ると言われています。

閉鎖に追いやられた私立の学校も多数ありますので、親は仕事を失い子供は学校に行けなくなったというような家族もあるでしょうし、そうなると周りの目もあって生きづらい状況になっていたりもするでしょう。(私たちの周りではそういう話は聞かないですが。。。)


さて、いったいどういう人たちが拘束されたり解雇されたりしたのでしょうか。


それには今回のクーデターを首謀したと言われているフェトフッラー・ギュレンと関係があります。


もともとギュレン氏は、現政権である公正発展党とは大の仲良し、エルドアン大統領とも信頼関係を気付いており、政治活動もギュレン氏と連携しあっている部分がありました。

それがある時を境に急激に仲が悪くなります。


ギュレン氏はもともと聖職者なのですが、ギュレン運動というものを組織し始めます。
この運動の名の下で、イスラムとトルコ文化についての教えを中心とした教育をする施設を国内外にどんどん作っていきました。

人道支援を行ったりして、宗教家らしい活動にも見えるのですが、その一方で各地域の子供の中からエリートを見つけてスカウトし、ギュレン派の私立学校に通わせてギュレン派のエリートをどんどん育てていき、軍や公務員に送り込んで行きました。(これを洗脳教育だと批判する声が高まり、オランダではギュレン派の組織はカルトだとする意見があります)

学校だけにとどまらず、新聞社、銀行、商業組織などもギュレン派のもとにどんどん設立されていきました。

また、国外でもそういったギュレン派の人材をどんどん育てていきました。

これをいずれ国を脅かす脅威とみなされ、ギュレン氏は起訴されたりして国を追われる形で近年はアメリカで生活していました。


今回のクーデターを起こした一派はギュレン運動とつながりがあるとして国はアメリカにギュレン氏の身柄の引き渡しを要求していますが、ギュレン氏は関連を否定しています。


ギュレン運動の中身がどのようなものなのかわかりませんが、身近な話では夫が中学生の頃に、同級生でとても頭の良い子がいたそうですが、ある日その子の親のもとにギュレン派の学校の教師がやってきて、寮生の私立校に入れて英才教育を受けさせませんかと説得しにきたそうです。



■自作自演?

海外からの、もう一つのクーデターの見方としては、これはエルドアン大統領の自作自演なのでは??
という意見があります。

たしかに、クーデターを通じてより国民が一致団結して、エルドアン大統領を支持する勢いが高まっています。
また国内に潜む反対勢力を一掃するよいきっかけにもなりました。

かといって「自作自演」となると、そんな一言で片付くものではないと思います。

ただ、「寝耳に水」ではなかったのでは?と、私は思います。

それは今回のことに限らず、たとえばフランスで起きたテロ等も同じです。
起きる前に少しくらいの情報は入っているのではないかと思います。
これだけの情報社会ですから、まったく誰にも感づかれずに実行できるとは思えません。

こういう企てがある、という情報が入ってきていて、それならば逆にそれを利用してこうしてやろう!という算段があったという可能性はあり得るな、というふうに私は思っています。


■ロシアと急接近

最近話題になっているのは、クーデター未遂のあとプーチン大統領からアプローチがあり、トルコとロシアが急接近しているという話です。

プーチン大統領がエルドアン大統領に向けて
「信じるかどうかは勝手だが、世界はみんなあなたの敵だと思ったほうがいい。
私もあなたの見方ではないけれど、少なくとも味方のふりをして近づいて、後で裏切るような真似をする連中とは一緒にしないでほしい。
今はお互い大変な時。いったん過去のことは水に流して、世界を相手にするなら私たちは協力し合ったほうが良いのでは?」

というような趣旨の言葉が寄せられて、トルコもそれを受け入れる形で仲直りの方向に向かっているとか。。。


国が大変な時に、ちょっとくらい怖くても頼りになる大統領のほうがいいなー、という感じはします。
外国から独裁者だとか言われても、「うるさい、お前たちに言われる筋合いはない!」と怒鳴り返せるような。

プーチン大統領もなんか怖そうだけど、敵に回したくないなーって感じがします。

これからトルコはどうなっていくのでしょうか。。。?

長くなってしまったので今日はこの辺にしておきます。




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by araty2013 | 2016-08-11 18:43 | トルコ生活

義妹の婚約

ちょっとバンコクに行っているあいだにトルコが大変なことになっていたわけですが。。。

トルコ語がわからないながらにも毎日テレビのニュースをつけていると、今のトルコは今までのトルコとは違う、ということだけわかります。
そんなわけでブログに書くネタがたくさんありすぎて全然追いつきません(._.)

また、前回書いた内容に少し誤りがありました。

「現政権反対、クーデター万歳なんて言うと逮捕されてしまいます」
と書きましたが、ちょっと大げさでした(;^_^A

実際には、現政権に対する反対派の人もたくさんいます。エルドアン反対!という人もいっぱいいます。
別のいくつかの政党を支持する人たちを合わせればかなりの数になるのですから当然のことですよね。
もしもそれが度を越して、大統領を公で罵るだとか、顔写真を破ったり燃やしたりするような行為を行えば問題になりますが、反対する分には全く問題無いということです。


そして今日(8月7日)、トルコ全土において大規模な集会が行われているので、民法の全チャンネルがその報道に使われていて、オリンピックどころではありません。(柔道見たかったな~。。。(´;ω;`)

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カイセリでも集会に参加する人の大行列、掛け声、国旗を掲げて走る車やバイクがあちこちに。。。




そんな国家あげての一大イベントが行われるなか、我が家では、別の一大イベントが行われました。


なんと、義妹が婚約いたしまして。


完璧な身内の話になってしまいますが、私が外人だからということで、いろんな行事をすっとばしていきなり結婚してしまったものだから、本当のトルコの結婚というものを身近に体験するのはこれがはじめてなので、今日はそちらについてご紹介させていただきたいと思います。

トルコの政治的ないろいろは、もっと情報を集めてから書きたいと思います。



さて、今回の婚約から結婚までの話ですが、これには地方の文化もかなり絡んでいるようでして。。。

夫の両親の出身地、シヴァスでは今でも昔気質な人が多く、わりとお堅い感じの土地柄です。
そして今回のお相手の男性もシヴァスっ子なので、一般的なトルコの結婚の文化とはすこしズレもあるかもしれません。
あくまでも、トルコの地方都市では今でもこういう文化が続いている、というふうに思っていただけたらと思います。


まず、トルコでも普通に学校を卒業して働いて、職場で知り合った人や学生時代からの恋人と結婚・・・ という流れもたくさんあるのですが、義妹のように学校を卒業してからは花嫁修業をして親からの紹介でお見合いした相手と結婚する、という女の子もたくさんいます。

義妹はコーランを読む勉強をしながら花嫁修業中でしたので、年頃になってお見合い話があちこちから入って来ました。

そんな中、去年のとある親戚の結婚式で、花嫁さんの弟と義妹が初めて出会いました。
相手の両親もその結婚式ですでに義妹を見て息子のお嫁さんに来てほしい!と思っていたそうで、そこから二人の仲は急接近し、今年になってから正式に結婚の申し込みがあったそうです。


お相手は2歳年下でコンピューターの修理をする仕事をしていて、4人兄弟の3番目で一人息子。
なので結婚後は相手の両親と同居!!

そこは日本と同じで、昔は両親と同居が普通でしたが現代ではトルコでも珍しいです。


そして今回、相手の男性が家族と一緒にやってきて、両家の初顔合わせ。
これで話がまとまると、1~2週間後に婚約指輪の交換をして、正式な婚約成立となるわけです。


私は義妹が当日着る衣装のサイズを直してあげたり、メイクをしてあげたりと、美容部門担当056.gif010.gif056.gif


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もともと顔が濃いところにさらに濃い化粧を施して台無しになっているトルコ女性が多いので、ナチュラル系のメイクにしてみました。


スカーフの巻き方にも色々あるらしく、今日はオシャレに巻くので複雑な巻き方をしていて悪戦苦闘してました。



そして、準備が整ったところに、相手の男性が花束とプレゼントを抱えて家族や親戚総勢10名で到着!!



みなさんぞろぞろと家の中に入ってきて挨拶を一通り済ませると、着席。
ですが、メインの二人は挨拶もせず目も合わせず。。。!


みんな揃って座っているのですが、義妹だけは台所にひとりで待機して、みんなの輪には入りません。


他愛もない日常会話的なことから、それぞれの家族の簡単な紹介などの会話が交わされて、ある程度場の雰囲気が温まってきたかな~というタイミングで、義妹が登場。
来客のみなさん一人ずつに握手とキスの挨拶をして回ります。

この時も、もちろん相手の男性だけには目も合わせませんw

そのあと義妹がウェルカムドリンクをお客さんたちに配り、(この時は相手の男性にももちろん渡します。無言で目も合わせずですがw)

みんなが飲み終わってグラスが下げられて、義妹も輪に入って全員そろってまた普通におしゃべりがしばらく続いて。。。
私はトルコ語がほとんどわからないのでついていけなかったのですが、どこかのタイミングで突然義妹と相手の男性が立ち上がって、全員に握手とキスの挨拶をして周りはじめ、相手男性のお母さんやおばあちゃんは感動の涙を流し始め。。。
あ、どうやら話がまとまったのだな、とわかりました。


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左から義母、婚約者、義妹、婚約者のお母さん。





そこからはみんなリラックスしてお食事タイム。

食卓が大きくないので、まずは男性陣から先に食べ始めます。男性陣が食べ終わり、外の庭に出てチャイを飲み始めると、あとは女同士の食事が始まります。


そのあとは、男性はもう用事が済んだという感じでお茶を飲んで話したり、散歩しに行ったり、ほとんど蚊帳の外という感じになり、女性たち中心で進んでいきました。(婚約相手の男性だけは残ります。)


男の人たちが外に出たらもう大丈夫という感じで、若い二人は別室に行き仲良くお話。

二人が全然目も合わせなかったのは、両親(特にお父さん)の前でイチャイチャしないというルールがあるのだそうです。



二人の話し合いも終わったのか、リビングに戻ってきて、今度は義妹から未来の旦那さんへコーヒーが出されます。

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この日のために用意されたラブラブなコーヒーセット053.gif
日付や名前、メッセージなどが手書きで描かれています。


じつはこのコーヒー、こんなに可愛らしく見えてなんと、塩入りなのです!( ´艸`)

本当はあま~いはずのコーヒーに塩が入っている。
でも愛する女性が淹れてくれたコーヒー、文句を言わずに全部飲み干す。
そういう意味が込められたちょっとした儀式なのだそうです。


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向かって右側が相手のお姉さん。
彼女の結婚式で二人は知り合いました。


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私たち夫婦と。こうやって見るとお分かりいただけると思いますが、婚約者の男性は背丈や体型が夫とすごく似ています。
これから家族になると考えると、みんなで集まるときなんかに後姿で見間違えそう。。。笑



ひととおりの工程を終えて、時間もそろそろという感じになってきたところへ男性陣も戻ってきて、あらためて着席してから今度は正式な婚約の日取りを話し合って、話がまとまったところで解散、となりました。


みなさんを見送ったあと、お母さんがどんな人だったとか、おばあちゃんがどんな人だったとか、みんな相手の家族の話はするのですが、肝心の婚約者の話には誰も触れず。。。
どうやらみんな照れとかあるみたいです。

そこで気にせず私が、
「女兄弟ばかりの中で育った男の子ってのはいいわよ~。優しいし、女の子に怒鳴ったり絶対しないし。それに女心もよくわかるはずだからね!」

と発言したところ、


「え。。。すぐ怒鳴るって、それってお兄ちゃんのこと?」
と笑いながら返ってきたので、


えーと、それは。。。 はははははっ
と笑ってごまかしておきました。


ていうか、みんな知ってるやん?笑
と思いましたが。


そんな感じで無事に終わった両家の初顔合わせでした。


夫ももしトルコ人女性と結婚していたらこういう儀式を全て経て結婚してたんだろうなーと思うと、夫も家族もみんなあっけなくて物足りない結婚だっただろうなー、と改めて思いました。

次は2週間後に正式な婚約を交わして、その数か月後には結婚式だそうです。
楽しみだな~^^


日本では知り合って数か月なんてスピード婚とか言われますが、トルコではこれが当たり前。
義妹と婚約者は二人きりでデートなんてしたことがないし、結婚するまではあり得ないそうです。
そんなんで結婚しちゃって大丈夫??と思ってしまいますが、相手の家族が親戚つながりで信頼できる家族だということが大事なポイントみたいです。やっぱり結婚してからは家族付き合いになるわけですから、いくら二人が愛し合っていても家族同士がうまくいかないと決裂なんてこともありますしね。。。


相手のご家族もみんな優しそうな人たちで良かったです。
夫はまだ完璧認めたわけじゃない!とか言ってましたが。。。笑

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by araty2013 | 2016-08-08 16:48 | トルコ生活

久しぶりの更新です

久しぶりに、妹が更新します。

なんだか、あっという間に8月ですね。
ぼやぼやしてると、すぐ年末がやってきそうです。

少し前のお話しですが、7月はお姉ちゃんがお店を手伝ってくれていたので、1年ぶりに日本に帰っていました!
1週間ほどでしたが、地元和歌山から始まり、、大阪、奈良、三重、愛知と回ってきました。
のんびり気質の私には珍しく、かなり詰め込んだスケジュールです。
その様子を、かいつまんでお話しようかなぁと思います。


奈良県は、和歌山からは電車で2時間もかからず行けるし、ちょっとした旅行気分を味わえて好きな場所です。
定番の、東大寺や春日大社に行ってまいりました。
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東大寺って、ほんとにきれいだなぁっていつも思います。
でも、奈良って、私は初めて知ったのですが、「奈良にうまいものなし」という言葉があるそうで、名物らしいものはあまりないそうです。(奈良の方、すいません。。もし、おすすめのお店などあれば教えてください!)
でも、吉野葛や、奈良漬けはおいしいですよね。そして、何より街の雰囲気がとても好きです。


そして、三重県。
お伊勢参りと海女さんに会うのが目的です。
1泊して相差という海女さんのたくさん活動している地域と、伊勢に行ってまいりました。
でも、実は海女さんには全然会えず。。。笑 
私、勝手に、海に行けば海女さんがいたり、漁帰りの海女さんが海岸付近を歩いていたりするものだと思っていたのですが、そういうものでもないみたいです。残念。。。007.gif
でも、海女さんがとってきてくれた魚介類は堪能しました!

そして、伊勢神宮。
暑い時期に行っても、たくさんの木に囲まれていて、マイナスイオンと木陰でとても気持ちの良い場所でした。



そしてそして!
夏限定の、赤福のかき氷!
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おいしいだろうな、と想像はしてましたが、それでもおいしい!と思えるくらいおいしかったです。
中には、あんことお餅が別々に入っています。

それから、三重県から愛知へ。
実は、私、初愛知です。
今回訪れた目的は、お友達に会うためです。
バンコクに長い方なら知っているかもしれない、昔、スクンビット49の、"プラネッタオーガニカ"さんで働いていたはまさんに会ってきました。
体は小さくてもとってもパワフル!そんなはまさんです。
半年ぶりくらいに会いましたが、全然変わらず、元気いっぱい、かわいいはまさんでした♪

そして、はまさんに連れて行ってもらった、本業窯、という瀬戸物を作っている窯元さん。
和食器って、とても素敵ですよね。
ここは、訪れると色々と器を作る行程のお話しや、瀬戸の歴史の話などをしてくれます。
そういうのを聞くとさらにかわいく見えてくるお皿たち。また愛知に行ったら訪れたい場所です。

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素敵なお皿があると、料理も楽しくなりますよね。


そして、大阪。
大阪には、20年来の友人がいて、帰国すると必ず会いに行きます。
だいたい、買い物したりおいしいものを食べたりして過ごします。
今回は、大阪の中津にある、カンテグランテ本店さんに行ってきました。
こちらは、ウルフルズのトータス松本が働いていたお店として、結構有名なお店です。
もう、かなり昔からアジアテイストを取り入れたお店で、チャイとカレーがとてもおいしいです。
そして、お店がとても素敵です❤︎
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店内は広々していて、アジアン雑貨なども置かれています!大阪に行かれた際は、ぜひ!


最後は地元、和歌山。
和歌山には今回ほとんどいる時間がなかったので、お墓参りをしたりお知り合いのみなさんに挨拶をしに行ったりと、あまりのんびりはできなかったのですが、少しだけお友達と会う時間があったので、一緒にランチと和歌山城に行ってきました。
和歌山城には、100年ほど前から動物園があります。
こちらは市が経営しているので、無料です。
なので、ほんとに小さな小さな動物園なのですが、ここは和歌山市に住む人ならきっと子供のころに遠足などで訪れている、とても懐かしい場所です。
小さいながらもラインナップはわりとおもしろく、月のわぐま、ペンギン、ウサギ、オットセイ、馬、マーラなどがいます。
そして、エミューや孔雀なんかもいるんです。
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ちょうど、孔雀が羽を広げていました。前にいるメスに求愛をしているのですが、全く無視されています(笑)むしろ、逃げられてます。

ここに来ると、昔学校行事できたことや、休みの日に連れてきてもらった記憶などが蘇って、いつも懐かしい気持ちになります。
ずっと、この先もなくならないでほしいなと思います。

そして、バンコクではエカマイにお店を出している、"ろっこん"さん。
こちらでランチを食べてきました。
このお店、実は和歌山のお店が本店なんです。
お昼は1000円ほどでとってもおいしい美味しいお魚定食がいただけるので、オープン当初からのファンです。
お米もこだわりの銀シャリでほんとにおいしいです012.gif

和歌山というところは、もちろん海の幸は豊富ですし、気候が良いのかフルーツなども良く育ちます。
桃や巨峰、ミカンや梅などがおいしいです。お城もあって、海もあって、、、なのに、あまり知名度はない気がします。。
でも、そういうのんびりした雰囲気が、やっぱりホッとします。

夏の日本、やっぱりいいなぁ!っと再確認した1週間でした(私は夏が一番好きです)



少し話は変わりますが、つい先日、10年ほど前に私が石垣島のホテルで働いていたころ、とってもお世話になった先輩が、東京からはるばる、バンコクのこのお店に来てくださいました!
他にも、友達の友達(面識もない方です)が、わざわざお店に来てくれたり。。旅行中の短い日程のなか、ここのお店に来てくれるというのは、なんともうれしいです。

そして、その石垣時代の先輩が、ご自身の東京のお店の焼き菓子をたくさんくださいました♪♪
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焼き菓子好きとしては、とっても嬉しい!そして、どれも優しい味わいで、とてもおいしいです016.gif

一緒に働いていたころから、いつもとてもきれいなケーキの仕上げをする人で、私はどちらかというときれいに作るのが苦手だったので尊敬しておりました。
東京の赤羽というところにあるらしいので、いつか東京に行く際にはきっと訪れたいと思います!
洋菓子カフェ かしこ  


少し長くなってしまいましたが、久しぶりに近況報告でしたーー!










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by araty2013 | 2016-08-05 17:20 | 旅行

トルコのその後。。。

トルコに戻ってきてあっという間に3日が過ぎました。


ちょうど出発直前に空港テロがあってびっくりしたものですが、バンコクに無事到着してほっとしていると今度はクーデターの騒ぎ。
いろいろな人に、「トルコ、大丈夫ですか?」「しばらくタイに避難しておいたほうがよいんじゃないですか?」などと心配の声も頂きました。


実際に、今トルコはかなり大変な状況にあるみたいですが、実質的な生活には特に変化はありません。
変わったことと言えば、といっても今に始まったことではありませんが、街中で風になびく国旗が増えたこと。

これは今までにも、テロで犠牲者が多く出た時や、若い兵士たちがたくさん犠牲になった戦いがあったときなどに、弔意と一致団結の意味を込めて国旗を振って走る車が増えたり、企業の壁に大きな国旗が飾られたりします。

それからトラムが無料になっていました。
これは、反クーデター派が市の中心地に集まって活動をするのをサポートするための政府からの援助だそうです。


ということは。。。?町の中心地では何かあるの?と気になったのでさっそく見に行ってきました。


クーデター未遂が勃発してから約3週間たちましたが、あの夜からずっと毎晩、夜になると国旗を持って町の中心地に人が集まってくるようです。

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ステージが建設されて歌手が来たりと、ちょっとしたお祭り騒ぎ。

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スミット(軽食としてよく食されるゴマ付きパン)やトウモロコシを売る人もたくさんいました。

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老若男女問わず、いろんな人が集まっていました。


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何やら偉い人?も来ていてテレビカメラがずっと後を追っていました。


これでも落ち着いたほうで、最初のほうはもっとすごかったようです。


数年前はアソーク通りも閉鎖されてこんなお祭り騒ぎが繰り広げられていた時期がありましたよね!
あの時はお店の営業にかなり響いたのでつらかった。。。(´;ω;`)


ちょうどそんな感じでテントを持ってきて泊まり込んでいる人たちもいました。

でもバンコクの場合とちょっと違うのは、参加している人の熱気みたいなものでしょうか。


そんなわけで、見ていると「国民みんな揃って一致団結!」という感じですが、もちろん反対派の人もいるわけで、そういう人はごく少数なのか、肩身の狭い思いをしているのか、いろいろと気になるところを聞いてみました。


まず、今のところ反対の意見を言うのはとても危険です。
現政権に反対!クーデター万歳!!なんて言おうものなら逮捕されてしまいます。

カイセリで今のところ出た逮捕者は10名もないほどだそうですが、
大手ゼネコンの社長とその兄弟、県会議員2名、大手家具製造会社の社長とその金融アドバイザー 。。。
逮捕理由としては、今回のクーデターを企てたとされているアメリカに亡命中のギュレン氏に金銭的援助をしてきた疑いがもたれているそうです。


というわけで、特にこれといった政治的思想も持たずに生活している外国人の私には危険が及ぶことは無さそうですが、とりあえずなんだか大変なことになっているのは確かです。。。


トルコに住んでいると、実際に国の中で起こっていることと外国で報道される内容がけっこう違うことが多いです。
それについて、トルコは報道規制がひどくて政府は国民に真実を隠している、という見方もされています。
たしかにそんな部分もあると思いますが、外国で報道されていることが常に真実であるとも限りません。


例えば、クーデターが未遂に終わった夜に、クーデターを阻止するために街に繰り出した一般市民が戦車を止めたりしているところは国内外で報道されていましたが、国外の一部のメディアでは、一般市民が寄ってたかってクーデターを企てた兵士を捕まえて生首を切り落としたというようなことを、犠牲になった兵士の写真付きで報道したりしていました。

でも、実際に住んでいてわかることですが、トルコの一般市民。。。日本の一般市民と同じで、普通の人の集まりです。
それがたとえ熱狂しているからといって若者を捕まえてみんなで首を切り落とすなんて常識で考えてあり得ません。

当然その後トルコ国内では、首を切り落とされた若い兵士として写真を海外メディアにのせられてるのを見つけた若者がびっくりして、「この写真は僕です。でも2年前に軍隊は退役しています」と名乗り出ていました。



トルコのことに限らず、ネット社会の現代ではウソの情報が簡単に出回りますから、そういうのに振り回されないように気を付けなければといつも思います。


というわけで、なんだか少し堅苦しくなってしまいましたが取り急ぎトルコの近況をお伝えしました。

また次回はいつものようにトルコの普通の日常と、今回のバンコク滞在を振り返った思い出などもお伝えしたいと思います♪



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by araty2013 | 2016-08-04 06:26 | トルコ生活


Sukhumvit soi 23にあるSerendib Tearoomのオーナー姉妹のブログです!ときどき姉が、ときどき妹が、日々の生活やお店のことをチョコチョコと書いていきます。


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