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栗の季節♪

トルコはもうすっかり寒くなりました。

といってもまだ冬本番ではないのですが、本州最南端の和歌山と常夏のタイランドに長く住んでいた私にはすでに相当寒いです。。。

トルコの冬の楽しみのひとつと言えば、栗です!
カイセリではこの1ヶ月くらい前からスーパーや青果店、乾物屋さんなどの店先に栗が並び始めました。


先週ちょうど親戚や家族がうちに来るというので、おもてなしに栗を買ってオーブンで焼き栗を作って出すと、カニを食べている時みたいな静か~な状況になっていました。笑


その時は私も準備とか、食べるのに必死で写真を撮り忘れたのですが、その時の栗がおいしかったのでもう一度食べたくなって、おとといもまた栗を買って二人だけで思う存分食べました。


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焼き栗とチャイ♪



焼き栗は、日本では食べたことがなかったんですが、実はオーブンで簡単にできました。
・・・と言っても初回はちょっと焼き過ぎたのか、外側がカリカリになってしまいましたが。。。


日本では子供のころ、栗と言えば普通に茹で栗にしてくれたものを半分に包丁で切って、小さいスプーンで実をすくって食べていました。でもこれだと、ごろんっとした丸ごとの栗の食感は味わえないんですよね。

ほとんどはこうして茹で栗になっていましたが、たま~に栗ご飯を作ってもらいました。
栗ご飯は生の栗の皮をむくのがすごく大変だからあんまり作りたくないんだけどね~。。。と言いながらも子供たちからの熱烈なリクエストで母は毎年少なくとも一度は作ってくれたものです。


栗って、日本人にとってはなにか特別な感じがしませんか?

セレンディブのモンブランだって、ありがたいことに本当に楽しみにしてくださっているお客様も多くて、毎年ご好評をいただいています。もちろん私も大好きです。
でも、味で言うとサツマイモのモンブランのほうがちょっと好きかなーーーって気もするんです。
それでもやっぱり栗のモンブランとなると、やっぱ栗だしなー!っていう、栗へのありがたみ?が加味されるような気がするんですよね。



ちなみにモンブランとは、Mont-blancと書いて、フランス語で白い山という意味になりますが、じっさいにアルプス山脈の中にある山の名前でもあり、万年筆のブランドとしても有名ですよね。

ケーキのモンブランはパリの老舗カフェでモンブランという名前を付けた栗のケーキを出している店があって、それが日本にやってきてすごい人気を獲た、と聞いたことがありますが、フランスではそのお店だけの人気ケーキのようで、一般的にフランス人にモンブランと言う栗のケーキを知っているかと聞いても、まず誰も知りませんし、どこにも売っていませんでした。(ちなみに余談ですが、チーズケーキもフランスでは昔からあるものではなく、フランス語でガトー・フロマージュと言ってもぜんぜん通じなくて、チーズケーキという名前でアメリカから来たスイーツとして若者の間で最近人気、という感じでした。)


でも私たち姉妹は、はじめて行ったパリ旅行で、もう20年近く前になりますがその老舗カフェのモンブランを食べたことがあります。
すごーく甘くて美味しかった思い出です。
そしてその同じ旅行で、はじめて焼き栗も食べました。

ルーブル宮の近くの公園だったと思いますが、ドラム缶みたいなもので火を焚いて栗を焼いて売っているのです。

10個くらいの大粒の焼き立てアツアツを新聞紙にくるんでくれたのを受け取り、代金はコイン一枚で買えたんですが、当時はまだユーロでなくてフラン。
そして到着してすぐの金銭感覚がよくわかっていない時だったんですが、その時の一番高額な硬貨は1000円くらいに相当したので、あとから計算してみると栗ひとつ100円かー。。。けっこうするな。。。 と思った記憶があります。
でもそれでも価値はあるなと思えるくらい美味しかった。


ただ、あとで住むようになってからわかったことですが、フランスでは栗はそんなに高価なものではありませんでした。
やっぱりルーブルという場所と外国人観光客っていう料金だったのかもですね。


そしてフランスで焼き栗の思い出と言えばもうひとつ忘れられないのがあります。

とある50歳くらいのマダムのお宅の一室に間借りしていたころのこと。
とても親切だったそのマダムはよく旅行に行く人だったんですが、「私が留守の間は、キッチンにあるものはなんでも自由に料理して食べてちょうだいね」と言って出かけて行きました。

その前に一度オーブンで焼き栗を作ってくれたことがあったのでそれを思い出し、ちょうどキッチンに栗があるから、これを焼いて食べよう!と思い立った私は、その時作ってくれた時に栗がオーブンの天板に並んでいた様子を思い出し、ああやって並べて焼くだけでいいのね、と思ってただ天板に並べただけの栗をオーブンの中に入れて焼きはじめたところ。。。。



ばーーーーんっ!!!


と、すさまじい音がオーブンから。


一瞬オーブンの部品が爆発したのかと思いましたが、爆発していたのはオーブンではなく栗のほうでした。
中身が熱くなって熱がこもった栗は、厚い鬼皮につつまれているので熱気の逃げ場がなく、とうとう最後には爆発を起こしてしまうんですね。
だから最初に鬼皮に切れ目を入れて熱の逃げ場所を作ってやらないといけないんです。

あー、そうか、だからさるかに合戦で栗が囲炉裏の火の中に隠れておいて、熱くなってから飛び出して猿を攻撃したのか。。。
と、こんな時に納得していましたが、そうするうちにも次々と栗は爆発を起こし始めて怖くなったのでいそいでオーブンをオフにして待ちました。


さいわいオーブンは壊れておらず、栗が木っ端みじんになっていました。。。


それ以来こわくて焼き栗は作っていなかったのですが、今回はその時の教訓を生かして、まずは熱湯につけて皮を柔らかくしておいた栗に切れ目を入れてからオーブンに入れて200度で45分くらい焼きました。

最初にお湯につけてあるから水分を含んでふっくらできるだろうと思っていたのですが、200度で45分はやりすぎだったようで、外側はカリカリに固くなってしまいました。


その失敗もいかして、2回目はもう一枚天板を入れてコップ一杯の水を注いで蒸し焼きにしました。
温度も180度に下げて30分。


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今度はうまくいきました♪


こんなに簡単にできるならまたちょくちょく栗を買ってきて作りたいなと思いました。


じつは去年は渋皮煮を作ったんです。

たくさんの栗を買ってきて、頑張って皮を剥き、何時間もかけて煮込んで、とってもおいしくできたのですが。。。。。


形のきれいにできているのを選んで、お茶うけとして出したところ、夫には
「おいしけど。。。ちょっと甘すぎる」
と、ひとことで片づけられてしまいました。。。

結局大量にできた渋皮煮は、半分は夫の実家へ、そして残りは瓶詰にして毎日ちびちびと一人で食べました。

栗の渋皮煮って。。。。こんなに冷遇されていいもの?!013.gif
なんかもっと、こう、わあぁぁ、おいし~い♥ って、感じで受け入れて欲しかったのに。。。 ま、無理な話ですがw


その時、フランスに住んでいたころ知り合った日本人の奥さんの話を思い出しました。
フランス人の旦那さんと息子さんと、グルノーブルに15年くらい住んでいるベテラン主婦の方でした。

あるとき、栗をたくさん頂いたのでそれで栗おこわを作ってみたんだそう。
夕飯に出すと、それを食べたご主人がひとこと
「なにこれ、栗が入ってるの?なんか、あんまり味がしないね。」とひとこと。


それで喧嘩をして泣いて家を飛び出した(ほかにも色々あったのかもしれませんが。。。)
という話を聞いて、大袈裟だなーとその時は思ったのですが、今なら気持ちがわかります。


栗ご飯とか、めんどくさいんですよね、作るの。
でも、旦那さんとか子供が、「わーい、今日は栗ご飯だ♪」って喜んでくれるから、頑張って作ろうって思うんですよね。


うちの場合は栗だけに限ったことではなく、例えば寒い冬の日に、「今日の夕飯はおでんにしたわよ」と言って喜ばれるとか、
おせち料理を自分で作ってみたり、お雑煮を作って、うちの実家はみそ仕立ての丸餅だったとか、そういう話もできないし、
ちょっと奮発して食卓にお刺身が並ぶ、とか。この先一生そういうことがないんだなーと思うと、しみじみと、日本に特に興味のない外国人と結婚するって、こういうことなんだな。。。と考えてしまう時があります。


ま、そのぶん、普通なら経験できないようなことも経験させてもらえるんですけどね。



たとえば大粒のおいしい栗が1キロ5~600円くらいで買えて、気軽に焼き栗が食べれるのも、幸せですよね♪


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by araty2013 | 2016-11-25 19:31 | トルコ生活

Fırın (フルン)の話


前回市場にカメラをもっていかなかったことを後悔したので、こんどこそは!と思って機会を待っていたのですがそれ以来まだ市場には行けず。。。
そこで先日夫の家族が来た時に、「今週また市場に行きます?もし行くなら私も一緒に行きます。写真を撮りたいので」と言うと、


「あ。。。あの市場ね。。。もう閉めたのよ」


え!あー、冬のあいだは寒いからやらないとか?と聞いてみると、そうではなくて今まで市場を開いていた空き地がホテルを建てるとかで土地を売ってしまったのだそうです。


そ、そんな。。。007.gif

全くの偶然ですが、私が先日行ったのがあの市場の最後の日だったんです。(義母や義父もあとから閉鎖のニュースを聞いたそうです)
なおさらカメラを持っていかなかったことが悔やまれます。


でも市場はほかにもあるので、また今度別の市場に行ったときにちゃんと写真を撮りたいと思います。



さてさて。
と言うわけで今日は市場ではなく、fırın(フルン)についてご紹介したいと思います。


フルン、と言うのはトルコの街角でかならず見かける、パン屋さんのことです。
ただ、「パン屋さん」と言ってもさすがパン大国のトルコですから、色々と奥が深いのです。


私も実際に住んでみるまで、トルコがこんなにパンの国だとは知りませんでした。
以前はフランスに住んでいましたけれども、フランスと言えばフランスパン!と日本人には馴染みが深いですよね。

でもトルコ人はフランス人以上にパンを食べます。とにかくパン、パン、パンですw
トルコ人にとってのパンをご飯に置き換えますと、丼物をおかずにオニギリを食べるのとか全然あり、みたいな感じです。


それほどの国民食なので、トルコにおけるパンは作り方がほとんど決まっていて、値段も標準的なサイズのパンひとつ85クルシュ(0.85リラ)を超えないように、と相場が決まっています。

なので、どのパン屋さんで買ってもほとんど同じようなサイズで同じような味のパンが同じ値段で買えるようになっています。



でも、ここからがちょっと複雑なのですが。。。

トルコの代表的なパンのひとつにスィミットと言うゴマ付きのリング状のパンがあります。
これはチャイと一緒に食べるおやつパンです。

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スィミットとチャイ。写真はよそから拝借しました。。。


ほかにもおやつパンはたくさんありますが、チャイにたくさん砂糖をいれるからか、トルコのおやつパンは基本的に甘くありません。
稀にチョコレートが入っているものもありますが、マイナーです。
中に具が入っている場合はチーズだったりマッシュポテトだったり、挽肉だったりします。
そして質も値段もそんなに決まっていなくて、もっと自由な感じです。


でも、こういうおやつパンは、フルンには売っていないんです。



スィミットは街角でワゴンで売られてたり、チャイ屋さんにあったり、スーパーの中にあるベーカリーにも売っています。
そして、チェーン店の大型パン屋さんに行けばいろんな種類のおやつパンがたくさん揃っています。


私はパンを買うというといつもフルンに行っていたので、てっきりフルンはトルコのパン屋さんだと思っていたのですが、どうやら少しちがうんだということに最近気が付きました。


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去年の夏に妹が来た時に撮ってくれた、近所のフルンでパンを買うお姉ちゃん。045.gif


フルンと言うのはオーヴンという意味なんですが、実際のフルンには、おやつパンなどを焼けるようなオーヴンはありません。
オーヴンのないパン屋さんなんて!と思いますが、フルンに必ずあるのがこれ↓


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石窯です。

トルコでは石窯で焼かれるパンのことをピデといいますが、名前もピザと似ていますし、イタリアのピザも本場では石窯で焼くのがおいしいんですよね。

ピデもやっぱりピザと同じように薄型のパンで、食感はもっちりしていてとっても美味しいです。
さらに平べったくして上に具材を載せて本当にピザみたいにして食べるピデもあります。


もちろん石窯パン以外のプレーンなパンもあります。
そういうのはおやつパンと一緒に大型のパン屋さんとかスーパーのパンコーナーで売られています。
夫なんかはピデよりもこのオーヴンで焼いた普通のパンのほうが好きなのでいつも我が家のパンはスーパーで買います(私はピデが好きなんだけどな~。。。)

オーヴンで焼いたパンは、薄い皮がパリッとしていて中身はふわふわ。
ベトナムで食べたパンと見た目も味も似ているような感じがします。(ベトナムもパンが美味しいんですよね~!)
ピデは焼き立てが断然おいしですが、オーヴンのパンは二日目のほうが皮もしっとりして美味しかったりします。


パン屋さんは焼けたパンを売っているだけなんですが、フルンには別の楽しみがあります。

なんと、持ち込みOKなのです!


どういうことかと言いますと、自分で作った具材を持って行って、それを載せたピデを焼いてもらえるのです。


ちょうどこのあいだの週末に夫がどうしてもチーズ入りのピデが食べたいというので、近所のフルンで作ってもらってきました。

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まず、ベヤズペイニールを入れます。
ベヤズ=白、ペイニール=チーズ、つまり白チーズですね。見たまんまですが。
味はクリームチーズのようなカッテージチーズのような感じです。


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よく熟したトマトと、シシトウ。トルコ料理には欠かせない野菜です。
シシトウは辛いのと辛くないのがあって、この色のは辛くないです。
濃いみどりのは、辛いときと辛くない時があるので注意しながら入れないといけません。

このほかに玉ねぎも一緒にみじん切りにして入れます。

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チーズと野菜のみじん切り、そこにスパイスと塩も足します。

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全体をよーく混ぜて。。。 これをフルンに持ち込みます!



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そして出来上がったのがこれ!
アツアツのうちにいただきます。


個人的には、白チーズよりも伸びるチーズのほうが美味しくできたんじゃ。。。?と思ってしまいますが、
これは完全に夫プロデュースの日曜ブランチだったので口を挟まず。
でもこれもとっても美味しかったです。甘いチャイとよく合います。


他にも挽肉をスパイスと混ぜたものを持ち込んで焼いてもらうクイマルックピデというのが人気です。
これは来客が多いときなんかにたくさんの食事を出す必要があるときのおもてなしの定番です。


そして、フルンで調理してもらえるのはパンだけではないのです。



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ギュベッチと呼ばれる家庭料理


ギュベッチというのは素焼きの土器のことを言いますが、
写真に写っているのは使い込んで黒っぽくなっていますがもともとは赤土の素焼きの土鍋です。

これは先々週にシヴァスから義妹の嫁ぎ先一家が来た時におもてなし料理として私と義母で一緒に作りました。
・・・と言っても私は言われるがままに野菜を刻んだだけですが!


この土鍋の中にまず角切りの牛肉を並べます。
そして野菜はたっぷりのニンニクと玉ねぎ、よく熟したトマト、シシトウ、ジャガイモ、ナスビ。。。と盛りだくさんです。
あと、この時はいれませんでしたがマッシュルームも入れるとおいしです。

全部お肉と同じ大きさの角切りにして、塩とすこしの油を入れてよく混ぜます。
そしてこれを全部土鍋の中にぎゅっと押し込んで、アルミホイルで蓋をしてフルンに持っていきます。


フルンでは石窯の火はずっと燃えているので、この土鍋を石窯の隅っこのほうに入れておいてもらうのです。

そのまま石窯の中で放置して1時間半後にはできるので、また取りに行きます。

そうして出来上がったがの、上の写真の料理です。
かなりぎゅーぎゅーに押し込んでもあふれそうなくらい入れていましたが、よーく煮込むと鍋の八分目くらいまで減っていました。

トルコの野菜は味が濃くておいしいので、味付けは塩だけですが野菜のうまみとお肉のダシとがギュッと凝縮されていて、バターライスと一緒に食べると最高に美味しいです。


と言うわけで、フルンとは、ただのパン屋さんではなくて町のみんなが利用できる大きな石窯という感じですね。
トルコの昔ながらの食文化が感じられる場所です。





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by araty2013 | 2016-11-16 19:00 | トルコ生活

お店の事色々。

昨日facebookでもお知らせしましたが、ケーキのショーケースが故障してしまい、今修理中です007.gif
1週間から10日ほどかかるそうで、その間、修理をお願いしている会社のほうから代用の冷蔵庫を借りています。
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ショーケースではなくて、普通の冷蔵庫です。

モンブラン始めました宣言の次の日だったので、正直とても困る、、と思っていましたがとりあえず、ホッ。
ちなみに、モンブランは今年いっぱい、できたらいいなぁと思っています。(保証はできません。。今月いっぱいは確実にあります!)


お店をオープンして、3年と2か月ほどが経ちました。
そろそろ、色々とガタがきてもおかしくない頃なのでしょうね。。
オープンしてからずっと使っているショーケース。なんだかなくなるとさみしい。。。

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キッチンが丸見えになってちょっと恥ずかしい012.gif


ちなみにこの壁は動かせないので、ショーケースはこの壁を越えて運ばれて行きました!!
男性3名でもかなり大変そうでした。。。

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修理のためにしばしのお別れ。。

こうやってみると、結構大きいんだなぁとか、あ、こんなところ汚れてる!とか、3年間、お店のオープンとともにずっとお世話になってきたことを改めて感じます。
機械といえど、やっぱり使ってると愛着もあるし、ないと困るんだなーー、もっと大事に使わないとなーーって思います。

そういうのは、Darunさんのアンティークマルシェで、何十年も前のお皿でもきれいな状態で残ってたりするのを見る時も思います。
大事に大事に使われて、捨てられることなく、海を越えてバンコクにたどり着いたんだと思うと、余計に愛おしくなりますよね。

今の時代、色々なものが使い捨てられたり、すぐに買い替えられたりすることが多いですし、実際それが便利だったりもするのですが、でも自分の好きなものや大事なものは、いつまでも直して、お手入れして、そうやってずっと使っていけたらいいな、そういうものに、たくさん出会えるといいなぁと、そんなことを考えた今回の出来事でした。

ところで、今回冷蔵庫の修理をお願いしたのはFmakという日本の業者さんで、毎月冷蔵庫の定期点検をお願いしています。
今回もとても丁寧に対応していただきました。
多分、タイの業者さんだとこうはいかなかっただろうな、、、と思います。
壊れた原因をきちんと説明していただき、どのような修理をするのか、そして代用の冷蔵庫も貸していただき、とても助かりました。

というのも、以前、ショーケースを買ったタイの業者さんに、調子が悪かったので修理をお願いしようと電話したら、
"ほんとにうちで買ったのか"、"売った担当者の名前は"、"伝票番号は"、"どれくらい使ってるのか"とか、色々聞いてきた挙句、結局、「修理業者に委託します。点検するだけで1000バーツかかります」と言われ、大喧嘩して電話を切った覚えがあり、幸いその時は自分でフィルターを掃除したら調子が良くなったので事なきを得たのですが、それ以来タイの業者に電話をするのも億劫になっていたので、Fmakさんと出会えたのはラッキーだったなぁ、、と思います。


そしてお店からのお知らせですが、最近ちょこちょこクリスマスケーキに関するお問い合わせをいただきます。
12月にはいったら予約受付を開始する予定です。また、facebookでも改めてご連絡いたしますね016.gif
そして、12月は、トルコから姉がたくさんのトルコ雑貨と共に来てくれるのと、Darunさんのクリスマスマルシェも行う予定です!
また、イベントに関しても追ってご連絡いたします。どうぞ、お楽しみに☆☆

12月は、クリスマスケーキやシュトーレン作りに加えて姉のスリランカ弾丸買い出しツアー、イベントなど、忙しくなるだろうなぁ。。。。と今からすでに怯えています。
毎年、12月が近づく度にそう思いながら、12月が終わってみると、楽しかったなーーーっと思うのですが、もうそろそろそんなことを考える時期になってきたんですね!月日が経つのは本当に早い。。。


最後に、余談ですが、最近ショーケースが壊れたのもそうですが、インターネットの調子が悪かったり、カウンターの水道の蛇口が壊れたり、さらにはコンロから突然緑色の火が出たりしたので、もしかして、水星逆行の時期。。?と思ったりしたのですが(水星逆行ってご存知ですか。。?知らない方はぜひ調べてみてください)そういう時期でもなかったので姉にその話をしたところ、、、

どうやら、

「スーパームーンが近づいているらしい」

とのこと。

それが直接今回のことにむずびついてるかどうかは、全くわからないのですが(笑)、私や姉は、どちらかといえばそういう話が好きな部類にはいるのでしょうね。
ちなみに今年のスーパームーンは11月14日だとか。
いつもより大きくお月様が見えるそうなので、ぜひ日が暮れたら空を見上げてみてください。

それによって、色々と体や精神的に影響がある人もいるらしいので、もし、最近いつもと何かが違うなーー、って思う方がいたら、もしかしたらスーパームーンの影響なのかもしれません!?023.gif








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by araty2013 | 2016-11-11 16:45 | お店にまつわる色々

後日談いろいろ

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すっかり寒くなったカイセリですが、午後は日が照って青空が広がります。



写真は去年の今頃撮ったもので、冬本番にそなえてセーターを編んでいました。
去年は頑張って2回セーターを編んでみたのですが、結果は惨敗。。。 
編み図の通りに編んだのに、なぜこうなる??という結果でした。

編み物は楽しいですが時間がかかり、わくわくしながら編んで出来上がってみるとガッカリ。。。というのがあるので、作業がおそく肩こりのある私には向いていないかも。。。 ということで、春にはミシンを買い、洋裁をはじめてみるとこちらのほうがすっかりハマってしまい、先日の義妹の結婚式に参加した際の衣装も張り切って自分で縫いました。

あとから義母に聞いた話だと、スカートの下にパニエを履いてふんわりとさせていたので、それがもしや妊娠?と聞いてくる親戚が何人かいたとか。。。! たしかに、トルコの若い女性はみんな体にぴったりとしたロングドレスを着る人がほとんどなのでちょっと変な感じがしたのかもしれません。



と、このような後日談を今日はいくつかご紹介したいと思います!



■新郎新婦はオーガナイザー?

先週末、前回のブログでも書いたように夫の親友D君の結婚式がありました。
10年付き合った末にめでたくゴールインした真面目なカップルです。

いつも結婚式となれば、私が一度も会ったことがないような夫の仕事の同僚の結婚式でも、かならず私を同伴で行く夫なので今回もそのつもりでいたのですが、結婚式の前日になって突然事情が変わりました。

学生の頃からの友人であるD君の結婚式にはもちろん、仲良しの男友達グループで参加するわけですが、グループの中にはまだ独身男性も多く、夫以外の既婚の友達はみな奥さん同伴せずに来ることになり、そうなると私が行ったら新郎の友人グループに一人だけ混ざると私も居心地が悪いですし、結婚されるご本人のご家族とは面識もないし、そういった理由をいろいろ考えて私は家でお留守番することにしました。

夫も結婚前は毎日友達と遊んでいたのに、結婚してからはすっかり付き合いが悪くなっていたので久しぶりに男同士で楽しんでくればいいかなと思い、「帰りは遅くなるんでしょ?」と聞くと、夫も「うん、多分遅くなると思う」と嬉しそうに出かけて行きました。


何時になるとは言っていなかったけれど、おそらく夜12時は過ぎるかな?と思って私ものんびりしていたのですが。。。
すると、10時半くらいに突然ふらりと帰ってきました。
あれ?思っていたより早かった。。。 
「式はどうだった?楽しかった?」と聞いたところ、いや、それが。。。。。
会場は広かったのに人は少なくて、途中でぞろぞろ帰る人もいたし、そんなに盛り上がらなかったんだ。

え?それなら私も行って盛り上げたほうが良かったかしら??と思いもしましたが。

「でも、あいつ友達もたくさん居たはずなのに、来てたのは俺たちの仲良しグループだけだったよ。招待しなかったのか、したけど来なかったのかわからないけど。。。」

まず、結婚式に招待した人が来ないとか、来た人が途中でぞろぞろ帰るとか、同じことが日本の結婚式で起こったら相当ショックですよね。
と言うか、まずそういう事が起こらないようにきちんとプログラムになっていますし、司会の人がいたり音響の人がいたりして準備もばっちりで行いますし。(私は昔、ホテルの結婚式場でバイトした経験があるんです♪)

でもトルコの結婚式場は場所を貸すのと、食事やドリンクを配る、音楽をかける、ケーキカットのケーキを運ぶ、などなどするだけで、式が盛り上がろうが盛り下がろうが知ったこっちゃないというのが基本です。

トルコの結婚式では新郎新婦がいわば、パーティーのオーガナイザーで、ふたりの頑張り次第で盛り上がりもすれば盛り下がりもするのです。
そして招待された人たちはクラブのパーティーに参加した人状態で、オーガナイザーが上手に盛り上げてくれるとダンスフロアーも沸きますし(笑)、盛り上げ方が下手だと途中で帰ったりしてしまうのです。
あと、結婚式が多い夏のシーズンなんかだと、「ごめん、今日は別のパーティーがあるんだ」ってな感じで、顔を出して挨拶だけして帰ってしまう友達も多いです。

盛り上がるためには場所選びも大事ですし、またいくらお金をかけるかでもかなり違ってきます。
食事の出る式だとやっぱり、楽しくなかったとしても食事でひきつけておくことはできますから003.gif
しかしその分費用もかかります。
トルコでは食事が出ない結婚式もけっこう多いんです。ジュースとクッキーだけが出されます。
基本的に結婚式にご祝儀は仲の良い人だけが気持ちとして持って行ったりするだけなので、式にいくらお金がかかろうとご祝儀の額に影響もありませんから、食事を出すかどうかは新郎新婦がどういう式にしたいかによって決めるオプションみたいなものです。


では、ぜんぜん盛り上がらない結婚式になってしまった新郎新婦は惨めな思いをするのでしょうか?

じつは、そうではないのです。
なぜかと言うと、結婚の話が決まってから数か月で色々な準備をします。
結納の品物を選びに行ったり、お互いの衣装を選びに行ったり、家具を選びに行ったり。。。
その中に式場選びも入っています。あくまでも結婚の準備のうちの一つの流れです。

もちろん結婚式は大事な大事なイベントです。
でも、式場を選ぶとき、どんな曲を流そうか決める時、とにかく二人が結ばれて結婚できる日なのだから、あとは場所がどうだとか曲がどうだとか、ほかのみんなが盛り上がるかどうかとか、そんなことは二の次なのかもしれません。
食事を出そうか、どうしようか。。。。 いや、そこに費用をかけるくらいなら、花嫁衣裳をもっと豪華にしたい!と思うかもしれません。
結婚式の主役は二人なんだから、とにかく花嫁さんがきれいで、花婿さんも誇らしげであれば、それが一番なんですね。

というわけで、D君の結婚式はあまり盛り上がらなかったそうですが、二人はとっても幸せそうだったと聞いてよかったと思いました。


***



ちなみに私たちの結婚式の時は、私はトルコの結婚式についてあまりわかっていなかったので、式場選びも色々文句をつけて自分の納得のいく場所がみつかるまでいくつか回り、食事なしの結婚式なんてありえない!ケーキカットのケーキが上から下までプラスチックの作り物を切る真似するだけなんて嫌だ!とか(トルコではよくあります。。。というのも、派手な花火をぶっ刺して出てくるので。。。笑)

リハーサルもなく、ぶっつけ本番でどんな流れかも聞かされず、予定時間より1時間も遅れて始まったし、終わってみたら大事なところのビデオは撮れてなかったし、さんざん文句を言いました。。。012.gif

でもその甲斐あってか、私たちの結婚式は一年以上たった今でも「あの式はほんとに良かった~」といろんな人に言ってもらえ、今回の義妹の結婚式では一度も席を立たなかった親戚の叔父さんや叔母さんも、私たちの式の時は楽しそうに踊っていたので、今思えばけっこう成功の部類に入ってたんだなとわかりました。
そこには多分、日本やタイから遥々来て、見よう見まねで頑張ってトルコのダンスを踊って盛り上げてくれた友達のおかげかなと、夫も感謝しています。



■パザールで買い物をした話


トルコ語でパザールというのは市場のことなのですが、毎週決められた曜日に決められた場所で開かれます。

私も何度か行ったことはありますが、野菜や果物の鮮度はスーパーのものと比べると格段に違います。
スーパーは便利ですが、質の良いものを買うなら絶対にパザールに行くべきです。値段も安いのです。


でも、わかっていながらもいつもスーパーで買い物を済ませてしまいます。
理由はパザールが開かれるのはだいたい平日の昼間なので夫が一緒についてきてくれない事と、うちからちょっと遠いのと、ひとりで言った場合は買い物する時にトルコ語が話せないから困るし荷物も多くなると持ち運びが大変だし。。。
そんな理由で、祝日の曜日がパザールの曜日に重なった時に夫に連れて行ってもらったときや、一度だけ自分で行ったのを最後にずっと行っていませんでした。

でも、よく義母と義妹が「明日パザールに行くけど、一緒に行くかい?」と誘ってくれたことがありました。

ただ、その頃の私は今よりも全然言葉も話せなくて、ぜんぜん言葉が通じないのに一緒にお買い物に行って、何がどれくらい欲しいのか伝えられないし、逆に何か質問されたり話しかけられても答えられないし、そういった意思の疎通ができないストレスを考えると疲れるのは目に見えていたので、いつも断ってばかりでした。


しかし、今回の義妹の結婚を経て私もちょっと心を入れ替え(?)ました。
言葉が通じないのを理由に引っ込み思案になっていてもしょうがない!と。
それに、今までいつも義妹と一緒に市場に行っていたはずだから、急にお義母さんだけだと寂しいだろうと思い、先週市場に行くけど一緒にどう?と誘われて、ついに行ってきました。

普段平日の昼間はけっこう引きこもってばかりなのですが、外に出てみるといつもとは違う光景で新鮮でした。

そして初めて、義父と義母と私という三人で出かけることに。

なんと驚いたことに、今までトルコ語では意思の疎通ができないと思っていたのに、知らないうちにけっこうトルコ語が分かるようになっていたのです。
今までは夫がいつも間に入っていたので、多分こう言ってるのかな?と思っても、間違った解釈で全然違う答えをしてしまったら恥ずかしいと思って、「今なんて言ったの?」と通訳してもらったり、何とか自分で伝えたいことがあっても、カタコトのトルコ語を夫に聞かれるのが恥ずかしいという気持ちもあって話せなかったりしていた自分に気が付きました。


また、今までは意味が分からずにぽかんとしている私にも、義母はめげずに話しかけてくるのですが、そのたびに夫が
「もうー、母さん、いくら話しかけてもわからないんだから答えられないだろ、もう止めてやってよ。」と怒るのですが、それについても、
「私いっつもあなたに話しかけたら、あの子に怒られるでしょ。でも、話さないと覚えられないじゃないね?家じゃあの子、ぜんぜんトルコ語話さないでしょ?」と。
確かに。。。
でもまぁ、そうやっていつも夫が私の味方についてくれたからトルコで一人でも寂しくなくやってこれたんだと思いますが、でも甘えてばかりもいられないなーと最近では思うようになったのです。

そして私も積極的に家でもトルコ語を話すようになると、最近は夫も前よりトルコ語で返してくるようになって、だんだんと会話の中にトルコ語が増えてきました。

そして一緒に行った市場では、顔見知りの人たちがたくさん声をかけてくれて、
「お、今日は珍しい人を連れてるね?外国人?」
「そう、うちのお嫁さんなんですよ。日本から来たのよ」と行く先々で紹介してもらい、
あー、結婚して一年以上たってるのに、なんで今まで来なかったんだろう。。。と少し後悔しました。

そしてなぜカメラを持ってこなかったのだろう。。。という後悔も。
なぜなら、これは写真にとらなきゃいけないだろう!という巨大なおばけサイズのキャベツが売られていたりしたので。
これは是非、次回はカメラを持って行って写真に撮って、また別の機会にトルコの市場の情報をお届けしたいと思います。



■家族のその後


義妹の結婚式の話では、涙ながらに送り出し、結婚式の後は顔を見ることもなく帰って来たと書きました。

カイセリに向かうバスを待つ間にも、「私たちは次、いつあの子に会えるの?」と夫に聞きましたが、
うん。。。わからないな。年に2回くらいは会えるはずじゃないか?

えぇ!それなら、私がバンコクの妹に会う頻度と同じやないかいっ!とツッコミを入れたくなりましたがw


でも実際には、そのあとしょっちゅう電話で話もしているみたいで、新婚生活は毎日しあわせに過ぎて行っているようです。
旦那さんの結婚の休暇も終わり、仕事に行き始めたので今は向こうのお義母さんと一緒に買い物に行ったり料理をしたりしているそうです。

そしてなんと、今週末には一家そろってカイセリに遊びに来るそうです!
年に2回なんて大げさな!笑
我が家にも来てくれるそうなので、すぐにチャイグラスを割ってしまう私が20個以上あったチャイグラスが残り5個になっていたのを6個買い足しておいて良かったなぁ、とホッとしているところです011.gif

このあいだの日曜日には、弟に冬用のジャケットを買ってあげるということで夫と私と3人で出かけた時に、
「ねぇ、お姉ちゃんがいなくなって寂しい?」と聞くと、
私の質問が終わらないうちにちょっとかぶせ気味に
「Hayir!(いいえと言う意味)」と元気よく返ってきましたw

たしかに、そこはやっぱり結婚と言うおめでたい出来事ですから、家を出る時は寂しくてみんな泣きましたが、本当に寂しかったのはその時だけで、今となっては写真を見返しても「あー、この時みんな泣いたよね~」と笑顔がこぼれるくらいです。


どちらかと言うと、今までは携帯電話を持っていないお母さんや弟と話したい時に妹の電話にかけたり、「これからそっちに行くから」と電話をしたり、業務連絡的な会話でしょっちゅう妹に連絡をしていた夫は、それ以外の理由で突然「元気にしてる?」という電話をかけるのもおかしいですし、もしかしたら一番寂しくなってるの、この人だったりして。。。?
なんて、思ってみたりする今日この頃です。

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by araty2013 | 2016-11-03 20:36 | トルコ生活


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